la☆dolce vita

イ・ビョンホン&ヒョンビン&チュ・ジフン&東方神起&SE7ENがチョア!by acqua

★ 我が心のオルガン ★ -1999-

2004-10-15 | 我が心のオルガン
-----STORY-----
---ものすごく詳細です。先が知りたくない人は読まない方がいいですよ!---

後ろ姿の女性が1枚の古びたLPレコードに針をおとすところから始まる。

1960年代・・・ソウルから山村の『サンリ小学校』に赴任してきた21歳のカン・スハ(イ・ビョンホン)。
そのスハに小学校の場所を聞かれるユン・ホンヨン(チョン・ドヨン)。「すみません、お嬢さん」とスハに声をかけて貰ったのがホンヨンの初恋の始まりだった。

登校初日、スハは美しい同僚のヤン・ユンヒ(イ・ミヨン)に一目惚れをする。
5年1組の担任となったスハ。教室には、貧しいモンドリ、知恵遅れのナンヒ、そして17歳ながら遅れて小学生になったホンヨンの姿があった。教室は、喧嘩をする者、泣く者、弟のおしめを替える者と、初日から大騒ぎだった。
スハは趣味で集めていたLPを貸し借りして徐々にユンヒとの交流を深める。

スハは、5年生なのに作文も満足に書けない生徒達に、毎日日記を書くことを提案する。
とりわけ、スハに想いをよせるホンヨンの日記はおもしろく、声を出して笑ってしまう程だった。
ある日スハは、ふいに、窓から出ている少女の腕をつねってしまう。
その腕はホンヨンの腕だった。ホンヨンは驚くと同時に、スハにされた行為に嬉しくなって、身体全体で喜びを表す。
「なぜつねったの?」ホンヨンは日記でスハに尋ねるが、返事はない。訳がわからないホンヨンは弟をつねって試したりしてみる。

身体検査の日、みんなに混じれないホンヨン。ホンヨンは17歳。もう大人になり始めていたのだ。
その日、スハがユンヒのことを好きだと知ったホンヨンは登校しなくなってしまう。
でもホンヨンには気になる言葉があった。スハがユンヒに言っていた『エルプ』って何?

登校拒否のホンヨンの家を訪れるスハ。
最初は反抗的な態度のホンヨンだったが、スハの目の周りのアザを見て思わず笑ってしまう。
ある日スハが下宿に戻ると、ユスラウメが茶碗にいっぱい摘まれて置いてあった。
ホンヨンの家の裏で「ユスラウメが熟してる」と言ったスハの為に、ホンヨンが摘んで置いていったのだ。ホンヨンの行動に笑みがこぼれるスハだっったが、好きなのはユンヒ。

日曜日、当直のユンヒと楽しそうにオルガンを弾くスハ。オルガンを弾きながらも妄想は広がる。
翌日のトイレは、スハとユンヒの仲についての落書きだらけだった。
その日からホンヨンの日記には、ユンヒの悪口が書かれるようになる。

遠足の日、生徒が先生のお弁当も用意するということもあって、ホンヨンが張り切る。なんと、生きた鶏を持ってきていたのだ。逃げる鶏を追いかけるホンヨン。勢い余って川の中に逃げた鶏を追って流されてしまう。
スハとユンヒは、河原の石の上で二人っきりで話をしていた。
ユンヒがスハに何か話そうとした時、ホンヨンの悲鳴が聞こえる。スハは川の中に入ってホンヨンを助ける。
その晩、ホンヨンは満月にスハの顔を重ね、スハはユンヒの顔を重ねていた。そして、スハは意を決しユンヒに愛の告白を手紙に書く。

翌日、おしゃれをして学校に行ったスハを待っていたのは「ヤン先生が婚約者と留学する為に辞める」という知らせだった。落ち込むスハ。それに追い打ちをかけるように、辞めたユンヒをたたえ、喜ぶホンヨンの日記。そんな日記を書いたホンヨンに腹を立てるスハ。

クレヨンのない生徒のために、お金を出し、買ってくるようボムスに言うが、そのお金で漫画を読んでしまう。それを見たスハは思わずボムスを叩いてしまう。
ボムスの母が怒って教室に殴り込んで来てスハに掴みよる。ホンヨンはそんな母の腕にかみついてスハを守ろうとする。
その夜、一緒に下校するスハとホンヨン。ホンヨンはついに聞く。「エルプって何ですか?」
スハは下宿にホンヨンを連れて行き、『LP』を見せてあげ、ステレオで音楽を聴かせる。
割れたLPをもらって帰ってごきげんなホンヨン。翌日街へ行く車をヒッチハイクするホンヨンだった。

学芸会の日、小学校で火事が起きる。
ナンヒがまだ中にいると思ったスハは、燃えさかる火の中に飛び込んでいく。それを見たボムスも、スハを追って火の中に飛び込んで行った。
一向に進まない消火作業に苛立つホンヨンは一人でバケツに水をくみ火にを消そうとする。
自分も火の中に飛び込もうとまでする。その時雨が降り出し、同時にボムスをかかえたスハが姿を現す。それを見たホンヨンは気を失ってしまう。また、スハも倒れ込んでしまう。

教えることに自信をなくしたスハは、ついに校長に辞表を出す。
春休みの前日、机の中の四角い包みを大事そうに触るホンヨン。
しかし、この日はスハが担任でいるのは最後の日だった。スハの報告に驚くホンヨン。
下宿で荷物の整理をしているスハの前にホンヨンが姿を現す。
「どこに行ってもホンヨンのことを思い出すよ」というスハ。それを聞いて駆けだしてしまうホンヨン。

村を去ろうとするスハの周りに生徒達が集まってきた。でも、ホンヨンの姿は見えない。
ソウルまで行くという車に乗り込むスハに、カンジュが「ホンヨンからです」と行って四角い包みを手渡す。走る車の後を泣きながら追う子供達。その一番後ろにホンヨンがいた。でも、まだスハには見えない。
車の中でホンヨンからの包みをあけると、「先生、先生、先生・・」と赤い字で書かれた日記帳と、真新しいLPが・・・。割れてホンヨンにあげたのと同じLPだった。
思わず振り返るスハ。坂道の一番高いところに見覚えのあるピンクのカーディガン姿のスハがいた。

最初に出てきた後ろ姿の女性がレコードを聴いている。
手に持っているのは、古びた「my greatest songs」。あのLPだ。
チャイムの音に席を立つ女性。結婚式の写真がズームアップする。そこには・・・。

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