HIKOの趣味三昧な日々

趣味の音楽やスポーツについて、日々の気付きとともに書きつづっていきます

MILES DAVIS AT FILLMORE

2006年12月06日 21時48分21秒 | CD
今日もまた寒さが続いています。今朝の気温は6℃でした。

さて、今日もまた昨日買ったマイルス・デイビスのアルバムを聴いています。
●MILES DAVIS AT FILLMORE(写真)
昨日ご紹介した「LIVE-EVIL」のライブ・ステージの半年前、ビッチズ・ブルー発表後の1970年の6月に行われたロックの殿堂フィルモア・イーストでのステージの実況録音盤です。ジョン・マクラフリンは参加していませんが、チック・コリアのエレピとキース・ジャレットのオルガンという豪華なツイン・キーボード体制で両者の激突が最大の聴きものです。また、曲の流れを変える節目節目のここ一番というところで必殺のフレーズを決めるマイルスのブローイングも最高です。ソプラノ・サックスのスティーブ・グロスマンはちょっと影が薄い感じです。個人的にはこの人のプレイをもっと聴きたかったです。
4日間のステージの抜粋ですから、曲によっては1分未満でカットされているものもあります。海賊盤で各ステージをノー・カット収めているものがあるようなので、一度聴いてみたいものです。
今回のリマスタリングで音質が向上したことも良かったのですが、私の持っていた旧来のCDでは各面ごとに1曲の扱いで、曲タイトルも「Wednesday Miles」とか「Friday Miles」というようにステージの曜日を示しているだけでしたが、今回はサブタイトルとしてそれらの中にミックスされた個別の曲タイトルが示されて、トラックも分けられています。これは演奏曲目が分かり易くなって良かったと思います。