【 真氣光 】 との出会いで、２年ぶりに ゆっくり眠る事が出来て、安定剤や、睡眠薬がいらなくなった母だったのですが、まだ心の中が完全に癒された訳ではありませんでした。
★ 【 真氣光 】 との出会い ・・・ http://blog.goo.ne.jp/hikarifami/e/869e23e7b06a282c7dc7a010d22312cb
その頃、ヒーリングミュージックの第一人者である、宮下富実夫 先生 との出会いがあり、よく音楽をかけていました。 朝は必ず、映像付のビデオ 【 天意 （ あい ）】 をかけていました。 すると母がポロポロ涙を流して泣くのです・・・毎日、毎日、飽きずに泣くのです。 瞑想も知らない母が、目をつむり、瞑想のような状態で、聞きながら涙を流すのです。 ある日、「 悲しいの ？ 」 と聞くと、「 身体が喜ぶの・・・ 」 と言うのです。 私はびっくりしてしまいました。 さすが 宮下先生の癒しの波動は凄いんだなと、改めて思いました。脳の波形が α波 になると、テレビで実験されていました。 又、私は、地場を清める時にも、宮下先生のCDを流しました。 先生は先に旅立たれてしまいましたが、いつかまた逢えると信じています。
そうして毎日、毎日涙を流し、心が癒されました。 すっかり元気になったのですが、２年間 強い薬を飲み続けたので、身体の中に毒素が残っていました。 そんな時、早島正雄 先生 の 導引術 に、前から興味があり、道場に通い、自宅で実践しました。 するとどうでしょう、毎日、毎日、鼻をつまむような、すご～く 臭い 汗が出続けました。 私は、この凄い効果に、ほんとに驚きました。こうして母は、心も体も元気になって、現在９６才で、認知が入ってますが、カラオケを唄ったりして元気に暮らしています。
又、この 導引術 の技の中に、酒風呂 があります。 高血圧の人はダメですが、このお風呂は、効果てきめんです。 やり方は、ぬるめのお湯の中に、２リットルのお酒 （ ９８０円くらいの安いもの ） を入れ、ゆっくり浸かる・・ただそれだけです。 そのまま、お湯を残しておくと、あくる日は、お湯が汚れで真っ黒になります。 身体の毒素が出るらしいのです。 身体が若返る感じがあります。 お酒は、皮膚の中の汚れを引き出す効果があるので、朝 顔を洗った後、お酒を手に取り、さっと顔をなで、すぐ水で流すのですが、顔にも効果は抜群 ！ 私は肌が黒っぽく、いつも 黒ちゃん なんて からかわれていました。 でも、お酒で顔を洗うようになってからは、一度も 黒ちゃんと呼ばれなくなりました。 きっと、顔色が、くすんでどす黒かったのでしょう。 肌にトラブルを抱えた友人に教えると、化粧の乗りが良くなったと感謝されました。 一度試してみては、如何でしょう？ １００円の小さなお酒が、パックで売っているので、ストローを差して使うと便利です。
そもそも、母はどうして うつ病 になってしまったのでしょう？ 後で、理由がわかったのです。 その頃、母は、夫が早く亡くなっていたので、弟と２人暮らしでした。 弟は、朝早く出かけ、帰るのは夜中 と言う過酷な仕事をしていました。 休みもあまりなく、弟にとっても、母が頼りでした。 母にとっても、弟だけが 生き甲斐であり、生活の全て でした。又、兄弟の中でも特に、弟と母は相性が良く、良く話をしたり、歩く時は手を繋いだりしていました。 でも、母は 弟以外とは、手を繋ぎません。私がサポートしようと手を繋ごうとしても、振り払われるのです。少し傷つきましたが・・あきらめました。 私だって、好き嫌いはあるし、しょうがない事だと思いました。 でも、今では足下がおぼつかないので、しっかり捕まって来ますが・・笑・・
そんなわけで、仕事が忙しく、婚期も遅れている事を、母も気にしていて、早くお嫁さんが見つかるといいのにねー・・・といつも言っていました。 そんな頃、会社の体制も、注意勧告を受け、ちゃんと休みが定期的に取れるようになりました。 すると、なんと弟にも恋人が出来ました。 ある日、弟が恋人が出来たことを母に告げました。ちょうどその時、私もいたのでビックリして母と共に、良かったね ！ と喜びました。 その直後です ！ 母が急に、目を回し、倒れたのです。 よく見ると、母の黒目が左右にグルグル動いていて、「 目が回るー！ 」 と叫び、吐き気ももようしました。 状態が治らないので、すぐ病院に担ぎ込みました。 点滴を打っても治まらず、原因不明で即入院となりました。
色々検査しても解らず、大学病院で検査しても解らず、入院は続きました。 そんな中、ある日、弟が 彼女とデートした写真を持って病院にやって来ました。 母はそれを見て、良かったねー、と喜びながら、なぜか涙を流し、泣き笑いをするのです。 私は変だなー？ と思い始めました。 後々はっきり解ったのですが、母の生き甲斐・生活の全てだった弟を、彼女に取られ、空っぽになってしまったのです・・・。 弟は、母にもらった財布をやめ、彼女からのプレゼントされた財布に換え、靴下も、時計も、彼女からの贈り物に取り替えたのです。 わるぎはないのですが、母に取っては辛かったのでしょう。でも母はそれらの事を自覚していないので、混乱がおきたのです。 表面意識では、彼女が出来て本当に喜んでいるのですが、心の奥深くでは、嫉妬の嵐が吹いていたのです。 昔の女性は、自分の事はさておき、家族のためだけに生きた人が多かったので、自分の気持ちを押し込め、自分でも気が付かないのです。 気が付いて、くやしいー ！ と 泣き叫べばこんな事にはならなかったのに・・・。
そして、結果も出ないまま、入院は長引きました。 病院側も困りはて、原因が解らないので、メンタルの方に行って下さいと言う事で、退院し、今度はメンタルに通うことになったのです。 心の病気が、身体まで蝕んで行くことをヒシヒシ感じました。 少し状態が良くなった頃、弟が結婚しました。 結婚式の披露宴の後、廊下でみんなでスナップ写真を撮ろうと集まり、並んで撮りました。 後でその写真を見てビックリ！ そこに写っていたのは、弟の隣にお嫁さんが腕を組み、反対側の弟の腕に、母がしっかり、しがみついているのです。どう見ても変な光景です。 まさに弟を取り合っているのです。 そこで私は、確信しました。 それでも母は気が付いてないのです。 どうしてこんな病気になったんだろう？ と、不思議がっていました。
自分の心は、なかなか正面から向き合えないものです。 自分をしっかり観察し、しっかり自分と向き合って、認め、許し、泣いたりわめいたりして発散し、カラオケに行って唄ったり、海や山などの自然の中に身を委ねて癒されたりして、ストレスを発散し、自分らしく生きて行きたいものです。
・・・ We Are The World （ マイケルジャクソン と 豪華な歌手達 ）・・・
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