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天国からの手紙

愛よ届け

さいたま市にお住いのご家族へ

2018年06月05日 13時17分47秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

                                             

 

前原と申します

さいたま市に住んでる家族の元へ、お手紙をしたためます

御縁とは不思議なもので、孫がそちらに伺わなければ出すことも叶わなかったでしょう

 

数年前に他界しました、何処にでも居るような孫を可愛がるお祖母さんで

幼き頃の戦時体験以外は概ね順調だったかと思います

 

長男のお嫁さんに看取ってもらえ、今でいう介護施設には行かず、よくしてもらった

面倒なことも沢山あったろうに、ほんとうにご苦労様でした

家にお嫁に嫁いできてから一緒に過ごすうち、いつしか息子たちよりも頼りになり

一切を任せれる好いお嫁さんでした

これから先も、息子や二男夫婦・娘夫婦の事をよろしくお願いしますね

長男の嫁は何かと頼りにされ大変だとは思いますが。

 

それから、娘へ

まだ若く正直な性質のあなただから、お母さんは少しだけ心配もしています

上手にお姑さんを立てて、舅さんにも可愛がって貰えるようになさいね

自分のすることは、自分に若しくは子供たちに返ってくるのだから

旦那様に、ふつつかな娘ですがこれからも宜しくお願い申し上げますと

お伝えしてね。

 

二男夫婦へ

お互いに好きなことをして過ごすのもいい、たまにお互いを気遣ってさへいれば

子供の事も、あまり心配し過ぎず信じて見守って

少なくともお祖母ちゃんは、あなたの事を信頼しているし、とてもいい子だということを

知っている、言葉に出来ないくらい愛していますと伝えてちょうだい。

 

最後に長男とその孫たちへ

仕事に家庭によくしていると思います

体にだけは気を付けて、いろいろ出てくる歳に近づいてるから

子供たちやお嫁さんの為にもね。

孫たちと一緒に過ごせて沢山の幸せを与えて貰えました

優しいあなた達はいつも自慢の孫です。

 

皆に沢山の幸せがこれからも降り注ぎますように。

 

 

                                    

 

 

 

☆初めてお読みくださった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

茶文字は私自身の言葉です

 


樋渡君から ご家族へのメッセージ

2018年06月03日 13時38分21秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

 

                                       

 

僕は樋渡といいます

歳は15歳を迎えるほんのわずか前

ずっと探してやっとたどり着いた

僕の傍に居る天使が言残したい事があるのなら、できるよって教えてくれたから

何人かの人の所に行ったら、場所が違うよって、それぞれの天使?光ってて

とにかく、その人の傍に居る守ってるだれか、に教えて貰った

 

 

お父さんとお母さん 後、じいちゃんそれからいとこ達に

頼み事と、一先ずお別れの手紙を残します

 

 

 僕は生まれた時のことを、ようやく思い出した

お母さんのお腹に入れる時のことも、嬉しくて待ち遠しかった日々の事も

誰もが僕の誕生を心待ちにしていてくれている、それがわかったから

安心できたし、この家族の元にして心から良かったと、今もそう思っている

 

他人は、僕の人生を短く儚くて可哀想だと想ってくれたようだけど

そうじゃない 僕の人生は長くはなかったけど、とても中身の充実した生だ

そうなんだよ、 お父さん お母さん

誰よりも、その事を家族に知って欲しい

たくさん注いでくれた 小さな頃の皆の笑い顔 いとこ同士のふざけ合い 

じいちゃんの膝の上 お母さんの作るハンバーグや手料理の数々、どれも愛情の味がした

心臓の病気が分かってからは、大きな病院をいろいろ探してくれた

仕事の事もあるのに、行ってくれた父さん 

一つ一つ挙げたらキリが無いくらい、ほんと沢山ある 

楽しかった 嬉しかった 

 

皆で笑い合うのが一番好き バカなことして、ふざけ合って周囲の大人たちが

まったく!なんて言いながら笑ってる それが宝物の思い出だ

だから僕は不幸じゃないよ

好い想いを沢山した

僕は、僕に生まれたことを幸運だと想っている

息子は幸せだと、知って欲しいんだ

 

その証拠に僕は、生まれ変わるよりもお父さん・お母さんを見守れる天使になろうと思う

 

今すぐ、笑って とは言えないけど

もうちょっと時が過ぎたら、笑わせてあげて欲しい それには、いとこ達にお願いしてもいいかい?

ううん 頼むよ

力になって 

 

どんなに離れ離れになっているようでも、一度結びついた心と魂が離れることは無いんだ

寂しくは無いから 少なくとも僕にはちゃんと見得てる 前よりも、もっと心を感じてる

少しは安心してもらえるだろうか

そうであったら、僕も安心できるよ

 

ほんとうのお別れじゃあないけど、これを息子からの最後の手紙にする

いつもお母さんが僕に言ってた様に、ちゃんと食べて風邪ひかないように体力付けて

じいちゃんもお父さんもお母さんも長生きして下さい。

 

                                            

                                         

 

 

 

☆初めてお読みくださった方へ

      

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

茶文字は私自身の言葉です


井澤さんより、奥様への手紙

2018年06月02日 11時08分32秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

                                         

 

ホンダに勤務していた者で井澤と申します

企業戦士と呼ばれた世代で、ひたすら仕事に邁進し

今の経済日本の礎に成れたと自負があります

一方で、顧みない家庭に子供との会話を犠牲にしてきました

サラリーマンなら当然のことだと思い上がっていたなと、振り返ってみて分かります

 

 

大事な人だとも言えなかった妻 へ

 

 

俺に尽くしてくれて、ありがとう

 

満足に礼を伝えること無く、こっちに来てしまったから、それだけでも伝えておこうと思い

手紙にしてもらいます

 

想えば 付き合いだした頃、以来じゃないか手紙など

メモのような物しか渡したことがなかった気がする

 

言葉にしなくとも伝わっているはずだと、僕らの世代の男は身勝手にも思い込んでいたものだ

陰・日向となり尽くしてくれたにも拘らず、当たり前のように受け止めていた時期もあるが

退職後にようやく分かった、家を切り盛りすることはそう容易い事ではなかったのだと

毎日の家事・子育て、ほんとうにご苦労様でした

恙無く会社を勤め上げられたのも、ひとえに支えてくれた妻がいてくれたこそと

改めて、礼を言います

 

立派に子育ても終えてくれて、子供たちもそれぞれ独立した

小さな心配事は在るけれど、親とはそうしたものだから

概ね任せられるくらいには安心できる、子供たちに育て上げてくれた

感謝の言葉しか出てこない

 

人間の寿命はほぼ決まっているようだから、悔いの無いよう

やりたい事に邁進して、人生を謳歌してください

 

追伸  定期健診は必ず受診するように

 

                                       

                                          夫より

 

                                        

 

 

 

☆初めてお読みくださった方へ

        

このマーク内の紫文字は故人からのメッセージです

      

茶文字は私自身の言葉です