滋賀県の60代男性より 妻子へのお手紙です
Ｍ（妻）へ
僕たちの幼くして天国に旅立った一歳になる娘が僕を迎えに来てくれたんだ
すごいだろ 可愛い姿そのままで愛らしく 思わず抱きしめたよ
そして僕の手を取り 光の射す方へ導いてくれたんだ
娘に逢えた その喜びで僕の中にあった後悔や心残りは消えてしまった
だから今は一段と幸せを感じている
Ｍ（妻）に早く教えてあげたくて 最後の手紙を書いてもらっています
Ｄ（息子）が傍に居て僕は安心して先に逝ける
後悔の無いよう楽しんできておくれ
孫の顔もみてくるといい
そうして最後を迎える時には 娘と一緒に迎えに行くから
それもまた楽しみだろ（不謹慎かな？）
とにかく不安がることは無いからな
嫁さんとうまくいかなくても落ち込まないで やりたいようにすればいいさ
そうしてたら お互いの折り合いのつけ方も分かってくるはず
大丈夫！Ｄ（息子）の嫁さんだから
幸せであれ
夫より
Ｄ（息子）へ
もう一人前の男だから細かく言うつもりはないけれど
仕事は上手くいく時もあれば、そうでない時もある
そんな時支えてくれるのは家族だからな
家族をおろそかにはするなよ
イライラは外で発散させておくといいぞ 夫婦円満の秘訣だ
最後に 息子に生まれて来てくれてありがとう
頼りにしている
父より