天国からの手紙

愛よ届け

大阪で働いていた息子さんから ご両親への手紙

2018年04月30日 12時08分47秒 | 天国からの手紙

故人からのメッセージです

                                   

 

大阪、道頓堀で働いておりました

自分なりに真面目に働いていたのですが、解雇されて

それからというもの自暴自棄になり 道を踏み外し、後は転落の末路でした

一度の人生を、仕事に見放されたからといって

全てがダメ人間になってしまったように思えて無駄にしてしまった

 

後悔しました

 

そして、両親や俺の心配をしてくれた知人たちに申し訳なかったと伝えたいです

 

今更だけど、道の軌道修正をするように助言してくれたけど

その時の俺には自分を信じ抜くことができなかった 自己肯定感がゼロで

どんな助言も内に入らない状態でいた

必要だったのは、自分を信じ 自分は必要とされている人間だと分かることだった

両親には、生きていて 何でもいいから共に居るだけで自分には価値があったのに

そのことに気付けなかった

大きな仕事だけが価値あるものだと思い込み、

人の役に立つことに価値を見いだせてなかった、未熟な俺でした

 

悲しい想いをさせて ごめん

泣かせて ごめん

滅多に いや ほとんど泣いたことがない両親が、うなだれ突っ伏しているのを視て

自分の罪深さを知りました

 

後悔ばかりです

 

それだからこそ、両親にこの手紙を残します

 

                                   

 

 

☆初めてお読みくださった方へ

 

         

マーク内の紫文字は故人からのメッセージです

         

茶文字は私個人の文です