風吹き渡る草原より。
5月31日。
雨上がりの曇り空。
本日、一度も登ったことがない・・・
鏡山・二岐山・赤面山・一盃山・二ッ石山・羽山(麓山)の山開き。
第1候補は赤面山で第2候補は一盃山でしたが、
天気が芳しくないので、自宅から一番近い二本松市の羽山(麓山)へ。
地形図や一般的な地図などには「麓山」として載っているんですが、どちらを使ったらいいのか (?_?)
これがないと登山口まで辿り着くのが困難かも?
道の駅ふくしま東和にあります、
2015年作成の「羽山登山道・羽山不動滝案内図」
過去の案内図と比べてみれば・・・
北口登山道の羽山1合目から鏡池の東側を通って山頂付近まで続く遊歩道の表記が消えていますが、
もしかすると、その遊歩道は廃道?
羽山山頂までの所要時間
南口登山道 林道米石羽山線の駐車場から徒歩約30分
北口登山道 北戸沢林野会館前から徒歩約1時間30分
(道幅が狭く急勾配で危険なため、お車での登頂はご遠慮ください)
福島市から・・・
国道349号線沿いにある道の駅ふくしま東和へ。
まだオープン前につき、トイレ休憩だけ。
一応、屋外にある羽山登山道の案内板も確認したら・・・
うん、あんまり分かんない (^^ゞ
幸い、2012年作成の登山道案内図のコピーを持っていたので大丈夫。
国道349号線から信号を左折して市道若宮・伏返線。
ちょいとばかり登山道(参道)がある南口を目指すので・・・
次いで市道百目木・南戸沢線に右折。
南口登山道まで辿り着くまでの難関?道迷いポイントはここ、羽山神社鳥居(南口入口)だ!
ここには駐車場がないので・・・
青矢印のように、市道百目木・南戸沢線から羽山神社鳥居の裏側にある林道米石羽山線へ。
コンクリート&ダート林道を対向車が来ないことを願って進み、
道の左側にある米石駐車場を待避所と勘違いして素通り。
先の登山道入り口のY字路の駐車スペースまで。
7時30分の到着時点で自分の車の他に2台。
山頂行事は午前10時から。
「先着何名様に・・・」というものもないので、
ノンビリ朝飯にノンビリ準備、そしてノンビリ歩きと決め込んで・・・
南口なのかな?出発 8:10
入口に「路肩崩落うんぬん」の看板。
コンクリート舗装は最初だけ。
路面の状態も良いとはいえないし、そこそこ急勾配。
普通車は立ち入らない方がいいのかも。
風がそこそこ強くて被写体ブレ。
このフタリシズカだけはなんとか撮れました?が、他は問題外。
羽山神社鳥居 8:30
鳥居の左手に続く林道を進めば、北口登山道でもある林道羽山線に合流。
で、鳥居の右手には・・・四阿(東屋)がある駐車場?展望広場?
帽子が飛ばされる~!
ハットの顎紐をギュッと締めて・・・
奥羽の山々が大荒れならば阿武隈山地。
郡山市街地をはっきり確認できました。
第2候補だった一盃山方面は分厚い雲に覆われていますが・・・
こちらの頭上には青空。
それはいいんですが、雲の動きがてんでバラバラ問答雲?
さあ、ここから林道歩きではなく登山道(参道)歩き。
山津見神社の石祠?と石碑がある羽山神社の鳥居を2つくぐって・・・
ヤマボウシ咲く採石場跡。
岩を削って付けられている短くも急な石段を登っていけば、
百段坂。
「春になるとヤマツツジ、レンゲツツジ、スズランが参道から頂上にかけて咲き誇り・・・」
もしかすると一面に生えているのはスズラン?
残念なことに花が咲いていないので・・・
階段を数えてみましたが、130段以上ありました。
登り切ったら・・・
棘に気を付けつつサンショウの葉っぱを傷めない程度にサワサワ、香りを楽しみリラックス。
そして・・・
いきなり飛び出した広い草原からは、パラグライダーのテイクオフエリアゆえの展望♪
一昨年の山開きの日(5月26日)に山開き神事が行われたのかどうかは分かりませんが・・・
口太山を下山した後、移ヶ岳に国道349号線経由で向かう途中だったと思う。
麓山上空には色とりどりのパラグライダーが飛んでいましたが、今回は風が強いからたぶん×。
強風に背中を押されて山頂方面に向かえば、
今年は全く・・・
すでに花期は過ぎた、ヤマツツジとレンゲツツジの群落。
最後の鳥居をくぐって・・・
山開き安全祈願とパラグライダー飛行安全祈願の準備中ですが、山頂の露岩(御神体?)の上へ。
一等三角点(地理院地図では標高896.6m)がある・・・
羽山(麓山)山頂 9:00
これで新たに「うつくしま百名山」を一座頂きました♪
続きます。