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氣問答 KI-MON-DOU

本厚木の小さな治療院「香伊呂」から、オステオパシー療法、玄米酵素、シンノオル療法、氣などについて発信しています。

ダイエット考

2006年02月15日 | ダイエット・食事道
ダイエットは必ずしも痩せるという意味だけではないですよね。正しい食事法と言うのでしょうか、やせすぎの方が胃腸を丈夫にして体重を増やす食事法というのもダイエットと言えると思います。でも、ダイエット=痩せること、と一般では使います。

よく女性が「今ダイエット中なの。」というのを耳にしますが、その減量が終われば、だんだんまた元の食生活に戻していき、「また太っちゃった」となる。それを繰り返している人よく見ます。しかもご飯を食べないなど炭水化物カットで、エネルギー不足の減量が多いため戻せばリバウンドが大きい。もっとひどいダイエットをして、生理がおかしくなったりと体調を崩している人もいます。

ホームページの「氣問答」でも、「私のダイエット記」を書きましたが、私は3年前に3ヶ月で9キロの減量をしました。80キロから71キロ。今は68キロくらいでベストです。私の場合、玄米を発酵してできた玄米酵素と大豆の粉飲料を使ってやりましたが、それを今でも続けています。それで減量して適正体重になり、体調も問題なくいいのですから、それを基礎にした食生活をしていればキープできるということです。自分にあった食事量や食事法を見つけてそれをやっていけばいいだけです。減量中もガマンしたという覚えはありません。玄米をベースにしているので、体に必要なものが足りているのでしょうか、体があまり欲しがらない。逆にたくさん食べても、足りていないと欲しくなる。どうもそんな感じです。治療院にいらっしゃる方にもおすすめしてやっている人いますが、同じことを言う人が結構います。



それにしても現代病はほとんどが「食べ過ぎ病」ですから、ダイエットは痩せるだけの問題ではなくて、健康のために必要なんですね。今の食事量の3分の2くらいにしてちょうどいいのではないでしょうか。食べるだけ食べて太って、痩せるというお茶が話題になればそれを飲み、それはいいものかもしれませんが、食生活が相変わらずでは、やはり成果はあがりません。そして「このお茶は効かない」という。これでは無理だと思います。こういう考え方の人には、私の玄米酵素ダイエットはおすすめできません。徐々にでも食改善を心がけていって、より健康をめざしたダイエットをご希望の方に取り組んでいただきたいと思います。ある糖尿病の専門医が言っていましたが、日本人の全員が糖尿病になってもおかしくなく、今の日本人の食事は、王侯貴族並みの食事だそうです。

中国のヤセ薬など、ダイエット健康食品での被害が時々出ます。効かないだけならまだしも、死亡者が出たものもある。「これを飲めば痩せる」というものに飛びつきたくなる氣持ちもわからないではありませんが、そんなものは世界中探してもありません。それをつくった人はノーベル賞もの。もしあれば、アメリカなどで肥満で苦しむ人はどんどん減っているはずです。そんなものはない。あくまで正しい食事法です。玄米にして、日本食を腹8分目に食べていれば間違いありません。

先日テレビで今話題のダイエット御三家、L-カルニチン、α-リポ酸、コエンザイムQ10をやっていました。これが表示されていると売れるのだそうですが、多くの製品は、表示された含有量の数パーセントしか入っていないことが分析してわかったというのです。表示された含有量きちんと入っていたものもありましたが、ほとんどがそれ以下で、ほとんど入っていないに等しいものもありました。表示がでたらめ、まさに詐欺ですね。これらが入っているというラベルを貼れば売れますから、含有量はケチる。やはり、「これを飲めば痩せる」ものを探している人が多いからなのでしょうか。


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