コーキュー10は知ってても、IP6という物質はあまりご存じない方も多いと思います。日本ではサプリメントなどで有名にはなりませんでしたが、アメリカでは一世を風靡したもので、イノシトール6リン酸といいます。イノシトールという物質には6本の手があって、その手にP(リン)が1個ずつ合計6個くっついているので、こういわれます。別にサプリメントでなくてもいいわけですが、これは植物の種に含まれている物質で、強い抗酸化作用(細胞がサビないようにする)があり、有害な物質から細胞を守る働きをしています。植物の種が長期にわたって保存できるのはこのためで、特に玄米、ゴマ、トウモロコシ、インゲン豆、ピーナツなどに多く含まれます。遺跡から発見された2千年前のハスの種が発芽したという「大賀蓮」というのがありますが、このIP6が種を守っていたからなのです。
では、どのようにすごいのか。IP6は腸の中で、くっついているPが1つ離れてIP5に、2つ離れてIP4にというふうに、Pが離れてIP3,IP2、IP1、Iだけという7種類の物質ができます。これを「最強の抗がんカクテル」といって、ガンを正常細胞に戻してしまうということがわかったのです。ガンの中の有害物質をくっつけて体の外に出してしまうからです。どのようにくっつけて出すのか?そうなんです。さっきのPが離れたところの空いた手にくっつけて出すのです。たとえば、カドミウムとか鉛とか水銀などの有害金属を、空いた手にピタッとくっつけてしまう。しかも有害なものしかくっつけないことがわかっています。すごいですね。大切なのは、IP6のPが離れることなんですが、これをやるのが麹菌が出す物質(フィターゼといいます)なのだそうです。ですから、IP6が多い玄米と味噌汁という食事は、「抗ガン食事」というわけ。玄米ご飯にゴマをふりかければもっといいですね。実際に、米メリーランド大学のシャムスディン博士の動物実験で、IP6によって、大腸ガン、乳ガン、前立腺ガン、肝臓ガンの発生が抑えられ、明らかにガンを縮小させることがわかったそうです。
健康維持のためには、1日にIP6を0.5~1グラムでいいそうです。やはり実際にガンの場合は、この2倍から5倍必要となるそうです。普通の健康維持には、主食を白米から玄米に替えるだけで十分摂れる量で、おすすめしている玄米酵素なら4包~9包くらいでOKです。玄米酵素は、玄米を麹菌で発酵させたものですから、まさに「抗ガンカクテル」がそのまま入っていることになります。白米を食べていてもいいわけですから、玄米食ができない人には玄米酵素はかんたんでいいわけですね。
ところで、九州大学の長山淳哉先生が、玄米酵素でダイオキシンなどの有害物質の体内濃度がどのように変わるかということを実験したことがあります。これは動物実験ではなく人体実験。9組のご夫婦に協力していただき、玄米酵素を毎日6~9袋食べたグループと、食べないグループで、6ヶ月ごとに血液検査をして、ダイオキシン、PCB、農薬などの汚染レベルを2年間調べるというものでした。その結果、ダイオキシンはいったん体に入るとその量が半分に減るのに10年かかるといわれるのですが、それがなんと早い人では1年だったのです。たった1年で体内のダイオキシンが半分に。これは10倍のスピードでダイオキシンを排出しているということ。PCBと農薬に関しては、どちらのグループも増えるのですが、玄米酵素を食べているグループは、増え方が著しく抑制されていたそうです。現在はカネミ油症の患者さんに食べてもらって経過を見ているそうです。
これらはまさにIP6のおかげ。毎日否応なしに有害物質が絶え間なく入ってくるこの時代ですから、玄米をはじめ、ゴマ、豆などの、〝芽〟が出るものを意識して食べて、IP6を摂るようにするといいですね。自然には、すばらしい〝薬〟がたくさんあります。

きな粉のような香ばしい味の玄米酵素。1袋3.5グラム。手軽に一口で食べられる顆粒状です。
では、どのようにすごいのか。IP6は腸の中で、くっついているPが1つ離れてIP5に、2つ離れてIP4にというふうに、Pが離れてIP3,IP2、IP1、Iだけという7種類の物質ができます。これを「最強の抗がんカクテル」といって、ガンを正常細胞に戻してしまうということがわかったのです。ガンの中の有害物質をくっつけて体の外に出してしまうからです。どのようにくっつけて出すのか?そうなんです。さっきのPが離れたところの空いた手にくっつけて出すのです。たとえば、カドミウムとか鉛とか水銀などの有害金属を、空いた手にピタッとくっつけてしまう。しかも有害なものしかくっつけないことがわかっています。すごいですね。大切なのは、IP6のPが離れることなんですが、これをやるのが麹菌が出す物質(フィターゼといいます)なのだそうです。ですから、IP6が多い玄米と味噌汁という食事は、「抗ガン食事」というわけ。玄米ご飯にゴマをふりかければもっといいですね。実際に、米メリーランド大学のシャムスディン博士の動物実験で、IP6によって、大腸ガン、乳ガン、前立腺ガン、肝臓ガンの発生が抑えられ、明らかにガンを縮小させることがわかったそうです。
健康維持のためには、1日にIP6を0.5~1グラムでいいそうです。やはり実際にガンの場合は、この2倍から5倍必要となるそうです。普通の健康維持には、主食を白米から玄米に替えるだけで十分摂れる量で、おすすめしている玄米酵素なら4包~9包くらいでOKです。玄米酵素は、玄米を麹菌で発酵させたものですから、まさに「抗ガンカクテル」がそのまま入っていることになります。白米を食べていてもいいわけですから、玄米食ができない人には玄米酵素はかんたんでいいわけですね。
ところで、九州大学の長山淳哉先生が、玄米酵素でダイオキシンなどの有害物質の体内濃度がどのように変わるかということを実験したことがあります。これは動物実験ではなく人体実験。9組のご夫婦に協力していただき、玄米酵素を毎日6~9袋食べたグループと、食べないグループで、6ヶ月ごとに血液検査をして、ダイオキシン、PCB、農薬などの汚染レベルを2年間調べるというものでした。その結果、ダイオキシンはいったん体に入るとその量が半分に減るのに10年かかるといわれるのですが、それがなんと早い人では1年だったのです。たった1年で体内のダイオキシンが半分に。これは10倍のスピードでダイオキシンを排出しているということ。PCBと農薬に関しては、どちらのグループも増えるのですが、玄米酵素を食べているグループは、増え方が著しく抑制されていたそうです。現在はカネミ油症の患者さんに食べてもらって経過を見ているそうです。
これらはまさにIP6のおかげ。毎日否応なしに有害物質が絶え間なく入ってくるこの時代ですから、玄米をはじめ、ゴマ、豆などの、〝芽〟が出るものを意識して食べて、IP6を摂るようにするといいですね。自然には、すばらしい〝薬〟がたくさんあります。

きな粉のような香ばしい味の玄米酵素。1袋3.5グラム。手軽に一口で食べられる顆粒状です。