山中だらけ/山中温泉余話

山中温泉のよもやま話を中心に、加賀近辺の出来事をぼちぼちと書いていきます。

終わりの始まり

2007-09-20 00:39:26 | Weblog
プライムタイムのニュース番組の、時間の隙間を埋める程度の小さなニュースから始まりました。

「南米ペルーの山岳地帯に落ちた隕石クレーターから発生した謎のガスで、住民の多くが頭痛や吐き気を訴えています。」

私にとっては明日になれば忘れてしまうような小さなニュースです。
しかし、それが人類の終末の始まりであるとは、誰も気が付かなかった。
最初の兆しが現れたのは、それから3ヶ月の月日がたった頃のことである。

ペルーの山間の小さな村のそばに落ちた隕石のことなど、誰も覚えていなかった。
そのとき世界の関心は、金融がどうのとか、環境がどうのとか、テロがどうのとかで手いっぱいでそのときのガスの詳細な分析にまでは気が回らなかったのです。

いや、まったく誰もそのことに気が付かなかったと言うとそれは間違いになります。
一人だけ、その村から車で1時間ほど離れた町にある診療所の医師が、あることに注目しました。
でも、それはほんの少し気にかかった程度のことでした。

クレーターがある村から一番近い診療所であることから、重症の村人はすべてその診療所に運び込まれました。
患者の体からはガスによる毒物反応や、ウィルスによる感染症などの症状はまったく見られませんでした。共通して見られる変化として医師が注目したのは普通なら誰も気にしないような小さな変化でした。

全員の頭の頭髪で隠された皮膚に、同じ数字が刻まれていたのです。
その数字とは「1231:11」

1年の終わりであり、1年の始まり・・・・・

今年もあと3ヶ月ちょっと、残りを精一杯頑張って、来年もやってやるぞ~~~~

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4 コメント

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おっ、いよいよSF作家? (himajin)
2007-09-20 10:17:11
先が気になります。
どういう風に展開していくんでしょうか。

当然顔中ひげだらけのちょっと太った日本人の主人公と、絶世の美女が出てくるんでしょうね。
(できれば伊東美咲か、松島菜々子あたりで)

宇宙から来た微生物が暴れまわるんでしょうか、それとも宇宙の創造者からのメッセージでしょうか。

はやく次の原稿をアップしてください。

ところで、最近「神は沈黙せず」というSFを読みました。
いやー、ハマりました。
一気に上下巻を読み終えました。
higedebuさんはこの本ご存じですか。

先日binboさんに話したところ、作者は「ト学会」の会長さんだとか。
私は「ト学会」なるものを知りませんでしたが、この本結構いけると思います。

ご参考までに。

PS
続きをお願いします。

あと、この数字の意味は?・・・
教えてもらえませんか?
あ、自分で考えろって。

やってみます。


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いやいや、それは (higedebu)
2007-09-20 10:31:17
himajinさん
いやいや、これはジョークなんです。
最初はニュースからちょっと拝借して、最後の数字は
1231は12月31日、11は1月1日をあらわしていて、「終わりの始まり」に引っ掛けてのジョークです。

「神は沈黙せず」?「ト学会」???
どちらもまったく知りませんでした。
私は一応少年時代はSFマニアでした。

最近でもレンタルビデオを借りに行くとどうしてもSF物を借りてしまいます。

本としてのSFは最近あまり読んでいませんでした。
ちょっと本屋を探してみます。
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それは明日から始まりで・・・ (〇久保)
2007-09-21 07:49:12
それは明日から始まってあさってで終る、うぅ!何か緊張しますねー。
あれもこれもと考えると仕残したことは無いか心配ですね。
ういじんの本陣、うまく成功して来年につなげられるといいですね。
明朝は9時からでよかったのかな?いやあ9時から行きますわ、開けといてください。

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10時です。 (higedebu)
2007-09-21 11:26:04
○久保君
9時は勘弁してください。
11時の約束です。
こちらの都合もありますよ。
それと、本陣開きをしてからは夜まで何もすることは有りません。
飲んで食べるだけです。

まあ、妥協して10時ですよ。
早く来たいなら、山海堂で待機していてください。

いいですか。
あけるのは10時ですよ。
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