結果からいうと筋は一緒。そもそも原作の小説タイトルが I am legendだそうな。71年、映画化するに当たりオメガマンというタイトルにしたようだ。人類最後という意味で、ギリシャ文字の最後のΩを当てたのだろうか。映画について言えば、新作のほうがはるかに面白く、且つ不気味だった。だいたい、無骨そのもののチャールトン=ヘストンに優秀な医学者の役をやらすほうに無理がある。(笑)
前作は細菌戦争の結果、人類のほとんどが死に絶え、生き残った物は光のあるところには住めない亡者のような存在になる。但し亡者といっても宗教的(アンチ文明的な)な統率者マサイアスに従い、一切の文明を否定する狂信的ではあるが知性は持っていた。ここを新作は新薬の副作用による変異とし、より不気味に描いていた。まさしくバイオハザードの世界なのだ。
前作では即効性のある血清がヘストンの演じるネビル中佐の血液から作れることが判るが、ネビルは亡者たちの襲撃を受け、噴水の中で大事な血を無駄に流しながら息絶える。これでは伝説にならないじゃないか。タイトルを変えた意味が判った(笑)。新作はここを上手くクリアーしていた。これ以上書くと興味を削ぐかもしれないのでこの辺で止めておこう。興味のある方は是非ご覧下され。
映画は良かったが問題は映画館だった。初回は全席自由なのに前売りで入ろうとすると1階まで降りて券を交換してから来いと言う。そうか、最近は自由でも席指定はするからなぁと引換券を見る。『好きな席に座れ』とあった・・・席番号なんか無い・・・ナメとんか?ワレ!!。そう、単に前売りを引き換えただけだった。何の意味があるんだ。これは安い券に対する嫌がらせじゃないのか?
この映画館はサロンパスに命名権を売り飛ばし、サロンパス ルーブル丸の内という名だ(会社は東急系)。これは1階-7階を往復させ、筋肉痛を覚えた観客にサロンパスを売ろうという陰謀に違いない(そんな訳あるかぃ?)。悪いが、ワシャ往復ともエレベーターを使った。で、残ったのは筋肉痛ではなく、ここの関係者は頭悪いんじゃないかという不満だけだった。
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