過ごしやすくなった早朝の涼しい風を切り、公園の中を走っているとカーブの外周に老人の一団が。インを抜けようとハンドルと切った途端にリアタイヤが流れる。うわ、なにこれ？？何とか立て直したと思ったらまたズルッ。今度はリカバリー出来ずそのままアスファルトの道路に頭から滑り込む（笑）
その日は晴れだったのだが、カーブの周辺は両側が芝生であり道路の表面は夜露でしっとりと濡れていた。不幸中の幸いはその辺の年寄を巻き込まなかった事と自転車にダメージが無かった事か。リアのタイヤをよく見るとサイドのパターンは残っているが、中央がかなり摩耗していた。立て直してからのスリップはこのせいか？人がいたのでペダルを踏まず曲がったのもイカンかったかも。
傷口を良く水洗いしたが、膝と肘をかなり擦りむいていた。みっともないが会社で絆創膏を貼りに診療所に向かう。『あらー見事に擦りましたね。所長に診てもらいましょう』ちょ、ちょっと待て。こんなみっともない姿を。絆創膏だけ貼ってくれたら『大丈夫です。所長は外科が専門ですから』そーゆーコトをゆーてる訳ではない。
再度、傷口を生理食塩水で洗ってもらう。驚いたのは水道水と違い、痛みが全くと言っていいほど無い。知らんかった。おまけに恐れていた？オキシフルやヨーチンの類はつけないまま、傷パッドで覆って終わり。聞けば、擦過傷への消毒は特殊な場合を除き、しないのが現代の常識となっているそうだ。これも知らんかった（笑）。
現役の頃、月曜になると診療所に行って試合の怪我を治療してもらっていたけど、その頃は痛い薬ほど効くとゆーてなかったか？オキシドールからイソジン？に変わった時『センセ、それ怪しげなトコで使う、うがい薬では？』と聞いて、アホか、お前。今一番殺菌力のある消毒薬というのを知らんのかと怒られたこともあった。
医学の進歩は速いんですなぁ。包帯はネットでずれないし、絆創膏の粘着力は増しているのにかぶれない。後は色だけかな。もうちょっと目立たんように作って欲しい。額の絆創膏はマヌケに目立ちすぎる。ヘッドキャップのおかげで頭部は無事だったが、一か所だけ擦ったからなぁ。
