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老舗の終焉

先週の休み、余りの暑さにボケたのだろうか、突如『ウナギだぁ!!』という言葉が頭に浮かんだ。久しぶりに行こうと企んだのは千住にある老舗。昔は天然ウナギ一本やりだったが、品質がばらつくためにかなり前から養殖に切り替えたトコだ。これに関しては文句はない。

というのも東京タワー近くの同じく老舗でめっちゃ体調の悪い天然鰻を食わされたことがあるからね。断食修行中のウナギを食っては罰当たりな上、味は養殖に遥か劣ると判った。鮎と違い、鰻の天然は絶対じゃないと思う。余談だが京の錦市場にある、のとよの天然鰻は当たり外れがなく気に入っている。値段も常に3千円を切りお勧めだ。

14:30分という夏に出歩くには最悪な時間、駅に着く。灼熱の照り返しをよこすアスファルトの上を歩きながら、店に向かった。以前に行った頃は庭を一周した列が外にまではみ出し、隣の家まで並んでいた。恐る恐る伺うと・・・外は無人状態。やった。庭に入るとドでかい扇風機が置かれているが、止まったままだ。ン???…入り口に数人立っているが、今出てきたようだ。

えー?!なんだ!この少なさは。いつ来ても1時間以上並ばされるのが嫌さに足が遠のいたのが嘘のようだ。入り口をくぐるなり座敷に通される。メニューを見て原因の一端が判る。鰻不足とは聞いていたが軒並み値段が上がっているのだ。鰻重が4500円~5500円とあり、以前に比べて50%以上値上がりしている。

ここは注文を受けてから鰻サンの首をはねるので、40分ほど待つ。その間はビールに冷酒タイム。焼き鳥(1200円‥オイ!)と卵焼き(裏メニューなので価格不明だが千円を超えるのは間違いなし)で時間つぶし。





本チャンの鰻重。以前は松竹梅の内、真ん中の竹は円形の大きな塗椀だったので丼感覚で頼んでいたのだが、今は重オンリーになってしまった。



勘定を頼んで驚く。ほんの数百円程度だったが1万を超えた。ビールは大瓶、冷酒も300ccとサイズはデカいが一人分としては高すぎるなぁ。何度もここに書き、しつこいわと言われるかもしれないが、ものの値段には許容範囲と言うものがあると思う。ここは今回で行き納めかなぁ。
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