ざっと説明を受けたがはっきり言ってよー判らん。そもそも5年前に丸1日かけて定年を迎える説明を受けたのだが、この時は６０歳定年ルールであった。その時とは状況が変わってきて今は６５まで残ることが可能になっている。お蔭でその時、聞いた話が余り役に立たなくなってしまったのだ。
会社に入った時から若い内はこき使われ、明文化されていた訳ではないが『今はハードで安月給だけど、毎年給料は上がって５５になったら楽隠居させてあげるからね』というのが暗黙の了解だったと思う。これがことごとく崩れる。まず定年が６０になり、最後の給料が一番高い人はほんの一握りになってしまった。その上、６５まで働けってか？？
↑ 分厚いファイルの中には小冊子が何冊も入っていてこれを読んでは関連する書類を仕上げていくのだが、これが結構大変。一番悩んだのが結構な金額になった保険金を原資に回し生涯医療保障にする制度だ。これで親父のように６０超えて直ぐ死んだら、将にムダ金になってしまう。
念入りに備えると何も起こらず、備えないと何か起こるのがマーフィーの法則。実家のお隣さんは２０数年かけた地震保険を止めた途端に阪神大震災がやってきたもんね。単なる安心料に大金をかける位ならその金で世界一周でもした方がいいぞという心の声が聞こえてくる。
で･･･そこまで迷ったのだが･･･結局安心を取ってしまった。我ながら小心もんやなぁ（笑）。書類を仕上げ時計を見たら３時間以上経っている。その後、大泉通りを散歩しているとここにも慌てもんの桜が。周りはやっとちょぼちょぼ咲き出したというのに、この木だけはこの有様 ↓。取り敢えずGood Omenということにしておこう。
