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老人の手引き

昨年のこと、警察から免許更新についてのお知らせ葉書を貰った。まだ先の話なのにと不審に思い、よくよく読むと『来年の更新前に高齢者講習を受けよ』という案内であった。これだけ年寄りがくだらん事故を起こしているから、しょうがないなと思う反面、自分がそんな歳になったことを思い知らされていささかブルー(笑)。

こういうものは早めに済ませた方がいいと近所の自動車学校に連絡。最も早い講習日を予約した。そして今日は久しぶりの教習所。とは言え、大型自動二輪を50過ぎてから取ったのでそう昔という訳でもない。建物に入るなり『高齢者講習の方ですね。こちらにどうぞ』と案内された。やっぱり見ただけでバレるかぁ(笑)。

講義はまず一通りの背景や注意点を説明し、適性検査に入る。検査は視力・動体視力・夜間視力・視野確認といったとこ。白内障を直しておいて良かった。なんとか無難にこなし、加齢で落ちやすい動体視力・視野確認は30~59歳並みとのお墨付きをもらう。最後はシミュレーターかと思っていたら実車での技能検査が待っていた。

自動車学校の検定とは違い、教官(検定官?)とマンツーマンでの乗車となる。まぁ90越えのドライバーと同乗したくはないので賢明な配慮と言えよう。走行内容は学校とほぼ同じ、唯一違ったのは段差乗り越えという約10㎝の段差を乗り越えてすぐにブレーキをかけるというものだった。乗り超えてすぐポールが吊るされており、これに当たらないよう止まらねばならぬため、結構気を遣う。

『検定は全部クリアされてます。時間があるんで、後は気楽に流してください』と教習所内を教官と駄弁りながら走る。ちょっと驚いたのは教官たちの言葉使いが丁寧で優しい(笑)。思わず調子に乗って『貴方は生まれてないかもしれないので関係ないが、ここの教官、大昔はメッチャ評判悪かったんだよ』なんでことをバラしてしまう(笑)。

筆者が若かった頃、自動車学校で受講生へのパワハラは日常茶飯事、女性受講者の路上教習中にラブホのパーキングを示し『ここ入ってみようか』なんて酷い教官がいたのはここの教習所だった。時代の変わりを肌に感じるなぁと車を降りる。待合室を通り、↓写真の注意書きを見て『校長が対処してくれるんだ』・・・しかし、こういう注意書きがあるということは・・・近年でも問題があったんじゃ(爆)


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