上記ユリノームは尿酸を下げる薬で毎日服用する。不思議なことに長い間、痛風と付き合うと痛みの起きる前兆を何となく感じるようになる。その時飲むのがコルヒチンで上手くいけば収まってしまう。それでも痛みが出てしまえば最後の手段がボルタレン。後の2種類は対処療法のため本来の解決にはならない。王道は食事療法とダイエット(ぼーずの場合)と言われているが、コルヒチン・ボルタレンは保険の為に必須である。
最近は一番よろしくないビールの飲酒量を減らし、ここ数年発作(痛みですな)は起きていない。2種の非常薬もそろそろ有効期限切れになりそうだ。おまけに双方ともあまり体によろしくない薬で、最近は別のものが処方されるという。特にコルヒチンはなるべく飲むなと当時から言われていた。
久しぶりにこの薬の名を聞いたのが、海外ドラマの『Dr.HOUSE』。24のように普通のチェンネルではやってないので知名度は落ちるかもしれないが、1回ごとに話が終わる1時間ものの米TVドラマだ。偏屈医者のハウスが難病患者を試行錯誤の上完治させるというのが大方のストーリー。
偏屈な医者なら日本にもゴマンといるが、治療が嫌い、患者と話すのが苦手とくると研究者になれと言いたくなる。大学病院の名医と言う設定なのだが、患者も妙な患者が一杯来る。通常は家庭医(かかりつけの医者)の手に負えない患者が紹介状をもらって行くのが大学病院のはずだが、アメリカは違うのかな?
加えてこの先生、ろくに検査もしないで治療に入る。そのたびに患者は死にかけ電気除細動(患者の胸に2個のパッドを当て、電気を流すやつ)のお世話になるのだ。大丈夫かいなと思ってしまう。それどころか病気の原因を探るため、部下に命じ患者の家を検査させる(当然、違法侵入)という無茶をさせる。
面白いのは難病の治療という主題の他に、バイアグラの処方をねだるようなしょうもない患者が毎回出てくるのだが、時々これらへの対処から主題解決の糸口が見つかったりする。話としては面白いが、治療は当てもんかい!と突っ込みたくなる場面が満載のドラマだ。
冒頭のコルヒチンの話は、咳の薬と誤って薬局が処方したコルヒチンを飲み続け、それが原因で死にかけたと突き止めるのがオチ?だった。確かに服用後、4時間以内は飲んではいけないと言われるほどの薬だったが、咳には効かんだろ。そんなもん飲み続けるかね。こうやって突っ込みながら観るとまた別の面白さが生まれるドラマなのだ。
現在シーズン2鑑賞中(笑)。
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