でこの８年無駄かと言えば否と答える。原理を考える、そういうとカッコ良く聞こえるが、要は『そもそも○○とはなんだ』を考えること。まぁ、入社してこんなことあまりやったことも無かったので、それなりに充実した期間と言ってもよい。また、物事をそもそもから考える姿勢が出来たことは特筆ものだったと思う。問題はそれが生かされたとはいい難いことであった。
もう一つ身に付いたものがある。それは脂身（笑）。研究所は自転車通勤だったので、それを止めたせいか、８年で数Kg体重が増えてしまったのだ。診療所の看護婦にお叱りを受け『昔の体重に戻ったら一緒に食事を』という約束を一方的にした（セクハラそのものやんけ）のはいいが、デートは実現しなかった。
一つには愛用のＭＴＢが我が身の重みに耐えかねスクラップに。（嘘でっせ。１０数年乗り倒してあちこちイカレてきた）次に買った新車をあっとゆー間に盗まれたのがいけなかった。暫くは買う気にもならなかったのだ。しかし、駅の屋外駐輪場なら判らんでも無いが、アパートの庭から盗むか、まったく。
無い袖は振れないし、無い自転車には乗れない。とゆーことで近所に大型のサイクルショップが出来たのをきっかけにして自転車を見に行った。ぼーずが小学生の頃、１２段変速のツーリング用は１０万以上した。当時のサラリーマン月収を考えると大型バイク並みの価格であろう。
それが今、２１段変速のスポーツ車がイチキュッパ（19,800円）で売られている。このコストダウンはすごい。装備もライトやリフレクター等後付のものが不要なほど付いていた。結局、もう少し高めだが、前後サス付きのツインライトＭＴＢを選ぶ。ギアポジションインジケーターなるものも付いていたが、ほんのご愛嬌と言ったところか。車じゃないのだから重ければ変速する。何速で走っていようが知ったこっちゃ無い。
家までゆっくりと走って帰った。シートが低めなので調整の必要はあるが、キヤチェンジは非常にスムーズ。だてにシマノはつけていないようだ。さて、これに乗って何Ｋｇ減るだろうか？少なくとも最近は運動不足気味なので飯は美味くなるだろうと思う。それで食い過ぎたら大笑いであるが。
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ひげぼーず
LEO
