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逆転の利用法

友人にEというエンジニアがいる。社内秘なので詳しく語る事が出来ないのが残念だが、兎に角とてつもないメカニズムを考え出す。彼の脳の左半分にはそういった技術がぎっしりと詰まっているようだ。因みに右脳は妄想一筋であり、イニシャルのEはエロのEとも言われている。

Eの偉い所は周囲を巻き込み、会社の金でそれを作り上げてしまうことだ。語るだけならただのお話である。困ったことに自分自身はこのお話が結構好き(笑)。文系なので構造ダメ、図面ダメ。それでもフラッシュアイデアを書き溜めては設計に『こんなのどー?特許課に出してくれたら賞金は譲る』残念ながら、こんなもん出したら自分の評判を落とすと誰も相手をしてくれなかった。

それでも聞くだけ聞いてから酷評してくれたのが、2輪のYと4輪のM。二人とも部下の技術を評価する立場になっている。それ見た事か、タコなアイデアを見分ける能力が身に着いたろうが・・・今度一回ワシを飲みに連れていけ。

その昔、Yに一発で否定されたのが消音マフラー。音を消すからマフラーやんけと思った貴方、半分だけ正しい。出したアイデアは2気筒の排気を逆位相にしてぶつけ、音を干渉させて消すというものだった。Y曰く『燃焼時期を半分ずらしても排気音が逆になる訳じゃない』あのなぁ、アイデアを具現化するのは設計者の仕事(笑)。

所が、少し前にノイズキャンセル付ヘッドフォーンなるものがあるのを知った。外部からの雑音に対し、逆位相の音を出力してそれを消すのだ。試しに掛けてみたが、SWを入れた途端周りの音が消える。すっげー、世の中進歩しているとその場で購入した。PCにつなぐとアカペラからハードロックまで繊細な音で聴ける。 ↓ こいつである。



もう一ついいのはコードを外しても、SWを入れておけばイヤーマフとして使える。電車でシャカ音を漏らしまくるバカ兄ちゃん、レストランで近況を叫び合う?オバハン連中の被害から耳と精神の健全さを守ってくれる。聴くためのもんで聞かない様にする。今までのスポンジ耳栓よりイヤミが効いているのもいい。今度フレームにバカ除けと書いてやろうか。

問題は一つだけ、逆位相の音を出すためにバッテリーが必要なのだ。単4一本で10時間ほどしか持たないのでスペアは必須だ。ここで思いついたのだが、体温と外気温の温度差で発電できるヘッドフォーンはどーだ。誰かシステム作らんかな?特許料は譲る・・・あ、やっぱ2割だけおくれ。
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