気になる伏線があった。ぼーずの近所にあったホカ弁は駅前を除いて軒並み廃業しだしたのだ。価格的にはスーパーやコンビニの弁当の方が安いので売り上げが落ちたのだろうか。ホカ弁は温かいだけで、味は弁当とさほど変わらないからかも知れない。
新聞の解説が面白かった。タバコの自販機用カード、タスポの利用を面倒と感じる層がコンビニに流れたと言うのだ本当なのだろうか?もともと自販機の年間売り上げは07年で7兆円ほどあり、デパート、コンビニの売上に近かったそうだ。08年の自販機売上額は減っているのだろうか、興味のある所だ。
ぼーずのガキ時代はデパートに行くことが特別な事だった。少しは何時もより小奇麗なカッコで出かけ、大食堂で飯を食わせてもらうのが楽しみだった。今はその大食堂がなくなってしまい、名の知れたレストランがテナントとして入るようになってしまった。
そのデパートがジャージにビーサン姿で行けるコンビニに負けたと言うのが、なにか今の経済低迷状態を浮き彫りにしているようだ。言い換えれば、もはやデパートが『はれ』たり得なくなってきているのだと思う。
今後、コンビニは生鮮食品のラインアップを、特に一人暮らし用の少量パックを充実させるというが、コンビニで肉や野菜を買ったことの無いぼーずにとってはへーと言うしかない。スーパーは安売り競争の後に高級化路線へ進むと言われていた。とある経済学者の説だが、それが発表される前から神戸のオカン達は『建てもんきれいにするんはええけど、ダイエーも高こなったなぁ』と言い合っていた。庶民の直観は捨てたものではない。
ところで、コンビニも同じ道を歩むのだろうか。角のローソンでティファニーのペンダントを売り出したら・・・だれが買うかい(笑)。コンビニはあくまでも手軽で便利な存在でいて欲しい。
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