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護国寺散策

最近は疎遠になってしまったが、昔は会社の仲間とよくレストラン巡りをしていた。なかんずく、K村という男が新しいもん好きでしょっちゅう店を変えては食事会をアレンジしてくれた。彼の努力には悪いが、僕はどちらかと言うと慣れた店に通うのが好きな性分だ。

新しいもの好きのKをしてリピーターにさせた店が護国寺のパマルだった。(我々の圧力に屈したという話もあったが)極めてリーズナブルな値段でボリュームのある食事を提供してくれるフレンチである。ある日、余りに食いまくり過ぎてこのまま帰るのはまずかろうという言うことになった。

取り敢えず護国寺の階段でも昇ってカロリーを使おうとKが言い出す。行ってみるとなにやら人が多く集まっている。よくよく立カンを読むとなんと施餓鬼会(せがきえ)の真っ最中。『もう食えません』と腹を抱えながら境内を歩いた日には餓鬼に祟られるのは必至と止めたのだが、場所を変えるのも億劫と却下されてしまった。その後の検診でKの肝臓がフォアグラになっていたのはこの日の祟りだと確信している。

ここに来たのはそれ以来だなぁ。叔父貴の四十九日納骨の為、護国寺に到着。とは言え中に入るのは初めてだった。感心したのはお堂での音の良さ。マイク無しでぼーず(本職の方でっせ)のお経がはっきりと聞こえる。↓ おまけにこのバリトン木魚?が良い音するんだ・・・このサイズだとバスモクか?



右下に見える直径7~80cmはあろうという巨大な木魚がホント良い音だった。ここでライブは出来んかな?京都や奈良なら有りそうな話なのだが・・・。墓は本堂の奥にあった。大隈重信をはじめ有名人の墓もあると聞いていたのでちょっと見に行きたかったのだが、怒った叔父貴に夢枕へ立たれるのも嫌なので大人しく納骨に付き合う。

↓ 帰りに見た中途半端な大仏(中仏位ですな)気に入らんなぁ、この笑い方(笑)。アルカイックスマイルと言うよりはおちょくり笑い、哄笑に見えるのは不心得もんの僕だけだろうか? 法事の飯を食ってしまったので、残念ながらパマルには寄らずに帰ることに。

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