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理性と味覚

学生時代、ゼミの教官に言われたことの一つに『人間は理性の生き物である』これは速攻で理解出来た。が『話題によって食べたものの味が変わるのは理性的でない』になると、はぁ?? 更に『食ったものを理性で味わえば、〇ンコの話をしながらでも、カレーを味わえねばならぬ』に至ってはなんですの?それ。

後日、かなり教官の教えを守れるようになったが、それは理性的になった訳ではなく、その手の話題でコンペティターの食欲を無くし自己に有利な状況を作るためであった。(まぁそれだけ、そのセンセに鍛えられたわけだが・・・)そんな自分がまだまだ未熟だと思う時がある。

それは音を立てて飯を食う奴に負けることだ。といってもスープのズーやスパゲティのジュルジュルぐらいでは怯まない(事実イタリー人の中にはかなり音を出してスパゲティをすする人がいる)有体に言えば、口を開けクチャクチャ言わせて物を食う奴がたまらなく苦手なのだ。

場末の居酒屋なら諦めもつくが、高めのレストランで結構パリッと着飾った紳士風のおっさんにやられるとギャルソンに『すまんが俺のテーブルナイフを肉切り包丁に替えてくれ』と言いたくなる。三枚におろしたろか!!おっさん。

なんか仕返しの手はないかと考えていたのだが、そーゆー奴にはウンゲロ系の話を聞かせてやれば勝てるのではないかと思ったのだ。というのも、その手の話を書かせたら日本一ではないかと思われる筒井康隆氏が、弟さんと飯を食っている時に汚い話を始めた店員を二人で怒鳴りつけたというエッセイを思い出したからだ。

問題はその手の話に乗ってくれる援軍が少ない事だ。高級レストランで尾籠な話を一人で呟いていたら・・・間違いなく病人である。ゼミの仲間はチリチリばらばら。会社の同期に何人か候補がいるのだが、関西に呼び出すのもなぁ。

まずはアメリカのTVドラマ『Bones』を見ながら焼き肉が食えるように鍛錬しておこうと思う・・・未だにものを食いながらこいつを見たことがないのだ。なんせ毎回、骨付きの熟成肉を見せられてはさすがの僕も食欲は減少する(肉は絶対ムリ)。取り敢えずダイエットにはいいかもしれんけど・・・・
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