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ブログの本気度

先日新聞を読んでいて血圧が上がった。ある有名な名跡を継いだ歌舞伎役者のインタビューだったのだが、余りにもジコチューなのだ。『ブログにとある芸人と遠縁であると書いたらそれをウィキペディアに乗せた奴がいる。ちゃんと調べろよ』と怒っているのだが、しょうも無い冗談を書けば本気にされてもしょうがない。

あらゆることを疑うのが哲学の基本だが、これはちょっと違うだろ。また、大学時代は梅原哲学に傾倒し、書生を志願するが「あなたは僕になる必要はない、歌舞伎界に住むべき人だと断られた」と得意げに語る。文字通りに受け取る前に、まずはこっちを疑ったらどーか。

そもそも京都人の婉曲的否定を知らんのか?京の文化人は『あんたなんかには無理や』とは間違っても言わないのだ。また、ネットで小説を発表しているような人は別として、ブログとエッセイを同格に置くならばやはりブログの嘘はルール違反だと思う。

海外の学校でディベートの練習に、生徒を意見の異なる2つのグループに任意に分け論争させると言うものがある。効果的だとは思うのだが任意と言う点にどーも引っかかるんだな。要は自分が思ってもいないことでも、効果的と思う点を強弁しなくてはならないからだ。

世の中の役に立つことは一切書いていない当ブログだが嘘や思ってもいないことは書きたくない(書いたところで信じる人もいないだろーし)。ま、多少大げさな点があるかもしれないが、そこはお許し頂きたい。昔、ブログの大げさな表現は是か非かと師に問うたことがあるのだが、本業は新聞記者だった師の曰く『ま、多少の誇張はええんとちゃう』(笑)
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