
目的地は、小学校時代に遠足の定番だった甲山(かぶとやま)。大昔、とある皇后がてっぺんに兜を埋めたと言われる山だ。小さい頃は兜を埋め、それが山になったと言われ・・・どんだけ頭のデカい奴や(笑)。実際は死火山で大昔に隆起した山と小学校では習った。

時間がないので墓園を突っ切り、直線で登山道入り口に向かう。地元では中腹にある寺をお大師さんと呼び、標識の右が男坂(急坂)、左が緩やかな女坂になっている。

この橋を渡ってからが心臓破りの坂が続く。橋の名前は『たんひょう橋』。瓢箪が逆さになったレリーフを見ての通り、関西人には許されないベタなギャグだと子供の頃からずっと思っていた。第一、ホントに逆ならガクの部分は下向きになるはず。命名者・・・出てこい!!

途中から日が照り出し、暑いので木陰の遊歩道を使うことにした。そう、このフランシスコ法王が怒り狂いそうな『神呪寺』というのが中腹にあるお大師さんの正式名である。もっとも神呪とは神を呪うことではなく、陀羅尼(だらに)の意味だそうな。


この辺まではまだましだったのだが、この先がけもの道で(笑)舐めたサンダル履きを悔んだが、時既に遅し(笑)次は軽登山靴履くぞ。

寺の山門。通常は酒とニンニクが禁止なのに、ここは肉に五辛・・大蒜(にんにく)・韮(にら)・葱(ねぎ)・辣韮(らっきょう)・野蒜(のびる)がイカンそうな。ここの坊主はビーフカレーのラッキョウ添え厳禁だな。カワイソ。

神呪寺の展望台、大阪(多分方角的には梅田周辺)までが一望できる。元旦はワンコのヤンを連れて初日を見に来たものだった。ヤンだけテキヤの姉ちゃんからベビーカステラもらいやがって・・・俺にはくれなかった(笑)。

子供の頃、一衝き10円だった鐘。『10円入れても、ごえ~んとしか鳴らんやないか』と2回衝くのが悪ガキの常だった。↓ 値上げして20円になっていたが・・・今のお子さんは4回衝くかな?(笑)体力要るぞ。
