寒くないかい？暑くないかい？

⛄️寒くないかい? 暑くないかい?☀️


人に親切にしたほうがいいってことは知っているけれど、実行に移せる人って案外少ない。

ちょっと勇気はいるけど、小さな声かけから、始めてみたらいいと思うよ。

こんな話を聞いたことがあります。

ある男性が

「顔は1年中、裸なんだから、体も鍛えれば1年中、裸で過ごせる」

と言って、冬の寒い日もパンツ1枚で過ごしていました。

それが話題になり、新聞社が取材に来たんです。

家に通されたら、彼がストーブを持ってきた。

記者はびっくりして、

「家ではストーブをつけているんですね」

って言うと、

「いやいや、俺は大丈夫だけど、

あんたは寒いだろう、そう思って持ってきたんだよ」

と言います。

記者は

「でも、黙っていたら
家ではストーブつけていると思われちゃいますよ」

と言うと、

男性は、

「そんなことどうでもいいんだよ。

あんたが、暖かけりゃ」

って言ったんです。

自分も世間体より、相手のことを思いやるその男性は、カッコいいなって。

いいことをさらっとできる人って、スゴいって思ったんだよね。

相手のことを思いやるって、本当に大事なんです。

ちょっと寒そうに手をこすっていたら、

「寒くはないですか?」

着ていた上着を脱ぎ始めたら、

「ちょっと暑いでしょうか?」

こんなちょっとした心遣いで、人もあなたへの見方が変わるよ。

もちろん、寒い、暑いだけじゃない。

年上の人が電車で立っていたら

「座ってください」

と席を譲ったり、

道に迷っている人に

「どこへ行きたいのですか?」

と道案内をしたり。

本当に小さいことでいいんだよ。

自分ができる範囲でいい。

いいことを積み重ねていくのを、神様はきっと見ていてくれる。

そういう人に神様は、 "奇跡" というご褒美をくれるんです。


（「斎藤一人 お金の神様に好かれる人のスゴい口ぐせ」斎藤一人さんより）