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hideyukiさんの、令和もみんなガンバってますね!笑み字も!Webにも愛と光を!

日々の楽しい話、成長の糧などを綴ります。
楽しさ、感動、知恵が学べる。
(^_^)私はとっても普通の人です。

変わる人の3つの条件

2016-04-13 22:31:48 | 基本的な考え方
🌸変わる人の3つの条件🌸


1)・真似ること🌸のできる人は、変わることのできる人。

良いと思った事は、どんどん真似する。
素直に良いことを真似できる人は、変わることができます。

2)・決めること✊のできる人は、変わることのできる人。

自分のやる事は自分で決める。
〇〇の人が言ったから、とか、いちいち自分の行動を他人(ひと)のせいにしない。
自分で決めて、自分で責任をもつ。

それが、変わることのできる人。

3)・信じること☀️のできる人は、変わることのできる人。

絶対なるもの、最善なるものを信じることができるか、どうか、です。

絶対なるもの、最善なるものを信じることができると、
変わることができます。

それは、無条件です。

信じると、信じてもらえます。

愛すると、愛してもらえます。

自分を信じる前に、絶対なるものを信じてみてください。

それができると、とっても楽です。

絶対なる確信が生まれますから。

確信を掴み、偉大なものを信じて生きる。

それだけで、もう、あなたは変わってます。

以前のあなたとは、雲泥の差ですよ。

ストレス解消法

2016-04-07 15:35:17 | 基本的な考え方

🌸🌸「ストレス解消法」🌸🌸


今日のテーマは「ストレス解消の秘訣とは」です。

もう少し優しい言葉で言うと

「つらいことが起こったとき、どうやって乗り越えればいいか?」

です。

例えば、

ある29歳の女性社員が、朝上司に

「君はデータ処理の仕事が遅いね」

と叱られたとします。

もし皆さんが、この社員だったら、
どんな感情が浮かんでくるでしょうか?

上司に叱られたわけですから、
「ショック」とか「不安」とか

「悔しさ」「悲しさ」という感情かもしれません。

起こった出来事は同じでも、
人によって湧き上がってくる感情は違います。

あるいは、同じ人であっても、
日が違えば、違う感情になったりします。

言われてみれば当たり前ですが、

同じ出来事に直面しても、

頭の中に湧いてくる感情は、

人やさまざまな条件によって変わるということです。

だから上司から「仕事が遅い」と言われても、

笑って受け流せる人もいれば、
「つらい」と思う人もいるのです。


逆に言えば、

隣の人が同じことを言われてニコニコしているからといって、

自分はおかしいのかな?と思う必要はないと言うことです。


自分の中につらい感情が生まれたとき、
皆さんはどのように対処していますか?

人間は基本的に、痛いことやつらいことを避けようとします。

あるいは、なかなかその対処が分からず、

その感情の虜になったり、

それを無視してしまう人もいます。

自分の感情をストレートに表現するといっても、

具体的なイメージができない人も少なくないかもしれません。

ですが、つらい感情との付き合い方がわかれば、

安心してその感情と向き合うことができるようになります。

つまり、

つらい感情乗り越える第一歩は、

その感情を、ごまかさず自覚して受け入れること。


つらいと感じている感情、

それと共にある思いに素直に向き合うということです。

「今、自分はすごく絶望している」

「すごく腹が立っている」

と自覚し、
さらにそこから、

「自分は今こう思っていて、こういう気持ちになって
感情がわき起こっているんだ」

と自覚する。

そうやって、一つひとつ向き合っていくことが、
ストレスを乗り越えて行く近道になるということです。


人間の脳には、人間のらしさを生み出す「大脳皮質」という、
とても大きな部位があります。

そして感情は、人間だけでなく動物たちも持っている
「大脳辺縁系(へんえんけい)」というところがつかさどっています。

「大脳辺縁系」は感情だけでなく本能を司る中枢でもあり、

むしろ動物の方が発達している場合もあります。

人間らしさを生み出す「大脳皮質」と
感情を司る「大脳辺円形」とは、

位置的には離れていますが、神経繊維でつながっていますので、

情報が行き来し、双方が影響を与え合うわけです。

ですから、つらい感情が湧いて大脳辺縁系が活発になると、大脳皮質がその影響受けて、

視野が狭くなったり、多様な考え方ができなくなったり、

そのマイナスの感情に影響を受けた考えしか浮かばなかったりするのです。

だから、寝たり、休養取ったりしながら時間をかけ、

いわゆる「ほとぼりが冷める」のをまつと、その感情が収まっていき、

また、人間らしい行動ができるようになるのです。

つまり、これが

ストレスの対処のコツです。


19世紀から20世紀に活躍したフランスの「アラン」という哲学者がいます。

アランは「幸福論」という著書の中で、

「情念は、人間が生きていく上で切り捨てることができないものであり、

単に否定すべきものではない。

しかし、虜になってしまってはいけない厄介なものである」

と言いました。

「情念」とは、ネガティブな感情だけでなく、すべての心の動き・感情ということです。

私たち自身であると共に、私たち自身を不幸に陥れるたりする厄介なものです。

情念の原因は私たちの外にあり、私たちの自由にはなりません。

自然の法則であったり、社会の習慣であったり、
他人の存在もそうですよね。

アランは、その情念との付き合い方についてこう述べています。

「私の情念、それは私ではあるが、私よりも強い。

情念は私そのものであるから、逃げることはできない。

それに対抗するには意思の力が必要だ」

「人間は情念という薮だらけの荒野を
自らの手で切り開き、耕さなければならない、

強い意志の力によって。

そうすれば、人生に豊かな実りを得ることができる」

と。

つまりアランは、

「つらい感情を自分の意思で開墾し、

それをうまく処理したり、調節できるようになれば、

幸せが近づいてくるよ」

というわけです。


ただこれは、

あくまでも自分で対処できる範囲の「つらさ」を抱えている人に向けた話です。

中には、自分だけで対処できないような「つらさ」を抱える人もいます。

ドーンと気持ちが重くなり、
その感情を持っていること自体を持て余し、

気分転換程度では十分に対処できない場合もあるのです。

つらくて眠れないとか、

時間がたっても問題がそのまま残り続けたり、さらに大きくなったり、

「つらさ」の頻度が増えたり、

肩こりがひどくなったり、食欲がなくなったり、

逆に過食になったり、そんなつらい感情の虜になることもあります。

そんな場合は、

一人で抱え込まず、誰かの助けを借りることが必要です。

その助けは基本的には、家族や友だちでしょうけど、

それでも足りない場合には、
福祉関係の方々、カウンセラー、医師など
専門家に相談した方がいいでしょう。

中には

「人に助けてもらうことが恥」

とか

「自分が弱いからだ」

とか、

そんな認識をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、その考えは改める必要があります。

これだけは、はっきりお伝えしておきたいと思います。


(「みやざき中央新聞」3.21 中野有美さんより)


たまには、

心ゆるせる誰かに相談しましょう。(^_^)

恨みをエネルギーに、

2016-04-05 16:51:35 | 基本的な考え方
🌸🌸恨みを成長のエネルギーに🌸🌸


私は高校時代に恩師から、
「攀念痴(はんねんち)を持ってはならない」

と繰り返しを教えられてまいりました。

「攀念(はんねん)」とは人を恨むという想念の意味。
「痴」とはそういうことをすることは愚かなことという意味。

当時の日本は戦争に負けて大変な辛辣をなめておりました。

そういう中でも、決して心に恨みや憎しみを抱いてはならない。

そのエネルギーを建設的なことに使いなさいと説き聞かさせれたのです。

田舎の高校で成績も中くらいだった私が、

東京へ出て曲がりなりにも経営者として務まったのは、

恩師の教えを守り、すべてのエネルギーを

自らの人格向上に投じてきたからに他なりません。

昨今、韓国の人々の反日的な言動に、苦々しい思いを抱いている日本は多いことでしょう。

かの国には「恨(ハン)」という独特の思考文化があるようですが、

彼らの常識を逸した言動を見ていると、

恨みや憎しみといった強烈な負の情念が、遺伝子に深く刻み込まれているような印象を受けざるをえません。

人を恨むと、膨大なエネルギーを浪費し、理想的な判断ができなくなります。

自分が慰安婦だったと、公の場で泣きわめきながらアピールするなど、

正常な神経の持ち主であれば恥ずかしくて絶対にできないことです。

日本にもかつて、経済的困窮に追いつめられた家族を救うために、

やむを得ず、深い苦界に身を投じた女性が少なからず存在しました。

しかし、不幸の極みとも言える境遇に落ちた人たちは、

いずれも口を固く閉ざして、

自らの境遇を声高に訴えることはありませんでした。

恨みや憎しみのエネルギーを、もっと建設的なことに使ってほしい。
そう願わざるをえません。


私が高校出て会社に就職したときは、何の知識も技術もなかったがために、

ずいぶん虐(いじ)められ、家畜のようにこき使われましたが、

先述した恩師の教えを思い出して、懸命に耐えました。

努力が認められ徐々に待遇は、よくなったものの、

当時のカー用品業界は平気で人を騙すような悪習が蔓延しており、

これを改めるべく、独立をし、自転車1台で行商を始めると、

今度は行く先々で冷たい目に遭いました。

それでも、私は志を失ったり、他人に恨みや憎しみを抱いたりすることなく、

ひたすら会社をよくし、業界を改革することにエネルギーを投じ続けたのです。

雪の日に、当社だけがタイヤチェーンを値上げしなかった時には、

業界から卑劣な圧力を受けましたが、私は一歩も引きませんでした。

また、不渡りのリスクがある手形払いを、現金払いに切り替えた時や、

売り手に都合のよい"一品大量販売"から、

お客様のために、
あえて手間の掛かる"多品種少量販売"を選択したときは、
「そんなことは無理です」と強い反対に遭いましたが、

今では、それが業界の常識になっています。

さらには、お得意先という立場をよいことに、
非常識で不条理な要求をつきつけてくる相手とは、

どんなに商いの額が大きくとも即刻取引を停止してきました。

もっと上手く立ち回っていれば、余計な苦労を抱え込むこともなかったでしょう。


当初は、業績もなかなか伸びませんでした。

けれども、「良樹細根(りょうじゅさいこん)」の言葉どおり、

そこでも迷わず信念を貫くうちに、

しっかりと根が育っていったのです。

(「良樹細根」良い樹は必ず細かい根が地中に深く広く張っている。)

当社の姿勢を評価してくださり、贔屓(ひいき)にして下さるお客様が徐々に増えていき、

ことさらに売り上げを伸ばそうと思わなくても、

どんどん業績が拡大していったのです。

世の中には、自分の主義主張を通すために、

徒党を組み、大声を上げ、過激な行動に走る人がいます。

しかし、

そういう中に、思いやりに満ちた温かい心や、人から尊敬されるような人格の持ち主はいませんし、

世の中を、よりよく変えていくこともできないでしょう。

かつての日本には、自分に降りかかる理不尽や不条理を黙って受け入れ、

静かに耐え忍びつつ、

また、立派に立ち上がる人がたくさんいました。

私の両親も、戦争で全てを失いましたが、決して愚痴を言うことなく、また一からやり直しました。

どのような環境に生まれ育つかは、その人の人生を決定的に左右しますが、

私はこの日本で、両親のもとに生まれ生まれてきたことを、心から幸せに思います。

そして、これからも攀念痴を持たず、自らのエネルギーを自分の人格を高め、

社会をよりよくするために惜しみなく費やしてまいりたいと願っております。


(「致知 5月」鍵山秀三郎さんより)


何でも、成長のエネルギーにしたいですね。

トヨタレクサスNo.1セールスマンになるには、②

2016-03-25 18:00:44 | 基本的な考え方
🍀🍀トヨタ🚘レクサスNo.1セールスマンになるには、🌸🌸


「心をこめて、『面倒』を超える」

山下さんのCS重視のセールス方針は、レクサス星が丘の基本理念と合致した。

これはけっして偶然ではなく、経営陣が山下さんの日常を見抜いていたからである。

「No.1トヨタのおもてなし レクサス星が丘の奇跡」
の本の中でも解説したが、

レクサス星が丘では、

ー・・・・・ー

・サプライズよりもコツコツ、サプライズよりもプラスワンを心がける

・サービスとは、お客様に感謝の心を伝えること

・売ろうとせず、お客様にとって1番を考える

ー・・・・・・ー

ということに重点を置き、
お客様本意の姿勢を貫くことに徹している。

それがひいては数字に繋がる。

山下さんは、レクサス星が丘の一員となり、

初年度(8月オープンのため約7カ月間)に60台、
2年目には100台を販売した。

プリウスなどを売る一般の販売店でも、
年間100台売ればトップクラスと言われる中でのことだから、

この数字が、いかにスゴイことか理解できよう。

それだけではない。

初年度には、レクサスISの、
そして3年目にはSCの販売台数で
日本一となっている。

しかし、山下さんは不満足だったという。

なぜなら、レクサスという車の人気が先行し、売れすぎたせいでCSが充分にできなかったと考えていた。

ただただ、毎日、走り回る日々が続く。

売れに売れている中でも冷静になり、山下さんは再び

「当たり前のことを、当たり前に心をこめてきちんとやる」

という原点回帰のセールスを心掛けた。

「最低限のことを」を徹底し、ストレスを与えない。

ただ、それだけのことを励行しているうちに、
山下さんの周りに変化が生じた。

お客様がお客様を紹介してくださるケースが増えてきたのだ。

こちらから頼んだわけではない。

「紹介してあげるよ」と言われるのだ。

その中の1つのエピソードを紹介しよう。

ネッツ東名古屋の日進駅前に勤めていた時に担当していたお客様に、
レクサス星が丘に異動になった後、

レクサスISを購入いただいた。

幼稚園に通うお子さんを持つお母さんだ。

しばらくして、山下さんのところにその女性から、

「〇〇さんという人から電話がかかってくるから、よろしくお願いいたします」

と電話が入った。

そのレクサスで、お子さんの幼稚園の送り迎えをしていたところ、

ママ友から

「その車いいわねぇ」

と羨ましがられたという。

紹介していただいたママ友は、すぐに来店され、同じISを購入された。

実は、その幼稚園は、セレブの子弟が大勢通っていることで有名だった。

朝、夕には、送迎のためにベンツやBMW、アウディなどの高級輸入車が入口にずらりと並ぶ。

その中には、色の違いの2台のレクサスが隣り合わせに並んだ。

それを見たお母さんたちは

「なんていう車?」

「ステキねぇ」

と噂になったという。

すると、

「とてもよい車をいただいてありがとう。

今度、友達の、〇〇さんを連れてくるわね」

と言われ、
そのご縁が数珠つなぎになっていった。

結局、5人のママ友に購入していただいたという。

その間、山下さんのやったことといえば、
ただ愚直に「最低限のこと」を実践していただけなのに。


ただし、1つだけ心がけていたことがあるという。

それはボディーカラーだ。

もちろん人にもよるが、一般的に、女性はメカニックに弱く、その分、機械についてのこだわりも少ない。

しかし、
ファッションには敏感で、車のデザインや色を重視する。

最初の女性が赤色のIS購入した。

紹介していただいた二人目の女性には、さりげなくブルーを、また次の女性にはシルバーをと、

ママ友同士で、けっして同じ色にならないように配慮したのだ。

よく女性からこんな話を聞く。

とても素敵な服を買って、
ウキウキしてパーティーに出かけたら、

まったく同じデザインの、それも同じ色の服を友人が着てきて、

お互いに言葉を失ってしまったという話だ。

世間では、それを「かぶる」と言う。

女性は、「かぶる」ことを最も嫌う。

山下さんは、そんな女性の心に気遣ったのだ。

もし、2人のお友達から、一緒に注文を受けた場合には、

仮にオプションが異なるため完成時期がずれたとしても、

2人の納車日を、同じ日に調整するという配慮もしている。


子供の入園色や卒業式には、一旦、レクサス星が丘に集合して車を駐車しておき、

子ども連れのママ友たちが、揃って式に出掛けるのが春の風物詩になっている。

店内は、フォーマルウエアに身を包んだ家族で、パーティーのように賑わう。

「紹介」が「紹介」を紡いだ結果である。


繰り返し、「当たり前のこと」「最低限のこと」をきちんとするのが、CS向上に大切だと述べてきた。

これに基づき、
山下さんの「仕事の流儀」として実践していることに
「面倒くさがらない」と言うものがある。

忙しい毎日を送っていると、
ついつい「効率」「能率」を考えてしまう。

そのこと自体は悪いことではないが、
行きすぎると、大切なことを端折(はしょ)りがちになるという。

例えば、お客様がレクサスGSの「黒色」を希望しているとする。

店頭には「白」しか置いてない。

そんな場合、多くのセールスは、
インターネットの画面で、レクサスのホームページを開き、

「黒色」のレクサスの写真をお客様に見せる。

その方が簡単だからだ。

しかし、「簡単」とは、セールスの側にとっての理屈。

その心の裏側に「面倒くさい」という気持ちが潜んでいる。

これこそが曲者(くせもの)なのだという。

そんな時、山下さんは迷わず他のレクサス店に電話をしまくり、

「黒色」のGSを探す。

見つかると、お客様の都合に合わせて一緒に見に出かける。

その店まで、GSに試乗がてら行けば、
お客様にも満足していただけるので無駄な時間にはならない。

他のレクサス店は、経営母体が異なる。

同じトヨタのチャンネル同士とはいえ、
近隣に位置していればライバル関係にある。

だが、
レクサスには「チームレクサス」という精神(スピリッツ)がある。

同じレクサスの仕事に携わる仲間なのだ。

反対に、近隣のレクサス店のセールスから同様の頼みを受けることもある。
当然、快く引き受ける。


山下さんに、ちょっと意地悪な質問をぶつけてみた。

「本音では面倒だと思いませんか?」

と。

すると、

「もちろん面倒だと思います」

と正直な答えが返ってきた。

たいていのお客様は、ホームページを見ていただければ、

イメージがわかるので購入していただけるという。

でも、お客様の立場になって考えると、
「本当は実物を見てみたいだろうなぁ」
と推察できる。

お客様のことを考える気持ちの方が上回るのだという。

「お客様のために、どれだけ時間を割いて差し上げるか、ということが

CS評価と比例するのだと確信しています。

ひいては、それがトップボックスに現れるのです」

と山下さんは言い切る。

ある時、
レクサスSCの「ゴールド(正式にはベージュメタリック)」という珍しい色を注文されたお客様があった。

GSの「黒色」のようにいくら探しても他店に見つかるものではない。

たまたま山下さんのお客様で、SCの「ゴールド」のお客様がいた。

商談の最中に、失礼とは承知しながら電話をかけた。

「実は、〇〇様のレクサスと同じ色をご希望されていらっしゃる
お客様と話をしているところなのですが…」

と事情を説明した。

すると、

「え!、そんな珍しい人がいるの?」

と、面倒どころか喜んでくださり、

翌日に、わざわざ店まで乗ってきていただけることになった。

それに合わせて、先のお客様も来店され、

互いにレクサスの話で盛り上がり、その場で契約が成立した。

誰でもできる「当たり前」のことだが、

誰もの心の中にある「面倒」という気持ちを

越えるか、越えられないか、

という、

それだけで、大きな差が生まれるという証(あかし)のエピソードだ。


おしまい(^_^)

(「No.1トヨタ7つの仕事魂(スピリッツ)」志賀内泰弘さんより)


当たり前のことを、心をこめて、面倒がらずに、ってことですね。

トヨタレクサスNo.1セールスマンになるには、

2016-03-24 14:24:47 | 基本的な考え方
🍀🍀トヨタレクサスNo.1セールスマンになるには、🌸🌸


山下さんは言う。

「CS(顧客満足)を上げれば、自然に販売台数も増えるのです。
売ろうとしなくても」

そのCSは、どうしたらあげられるのだろうか。

おそらく、すべてのサービス業に携わる人が知りたいことだろう。

しかし、それは難しいことでも、秘密にするようなことでもないという。

「お客様がセールスの私に求めていらっしゃるのは、

けっして、大きなことではないのです。

必要最低限のことを、心をこめてきちんとしてほしい。

何も問題なく契約し、1つも不快な思いをさせず手続きを進め、

ちゃんと納車してもらう。

もちろん車の不具合はもってのほかですが…。

そう、一言で言えば、

"ストレス"がないということです」

山下さんは、こういいきる。

CSで1番大切なことは、必要最低限のことを、心をこめてきちんとして、ストレスが発生しないことだと。

しかし、

これが

「言うは易し、行うは難し」。

もし、それができたのなら、トップボックスはすべて五点になるはずなのだ。

でも、全国のセールスマンで、販売したお客様のすべてから五点を頂戴した、
などという話は耳にしたことがないという。

山下さんが入社3年目で、
実践してきた
「トップボックス向上対策」を、ここに明記させていただく。

(その1)
必要書類を、「何月何日までにご用意ください」とお願いする。

いざ、契約をかわそうとしたら、まだ印鑑証明が用意できていないようなことがある。

慌てて「明日持ってきてください」とお客様に電話する。

山下さんは、そんな光景をたくさん見てきたと言う。

お客様が用意できていないのは、すべてセールス側の責任。

早め早めに、明確に期日を指定してお願いすれば、お互いのためになる。

(その2)
購入代金の振り込み確認をして、ただちにお客様に「お礼」の電話をする。

お客様に銀行から車の購入代金をお振り込みいただくと、銀行からすぐに販売店に連絡が入る。

とにかく、「後回し」にせず、
即座に電話をかけて「お礼」の気持ちを伝える。

お客様の立場になってみれば、「ちゃんと届いているかな」と不安になるものだ。

また、素早いお礼の言葉は、何よりも相手の心に響くもの。

(その3)
納車から1週間後に、「フォロー電話」をかける。

アンケートのクレームの中で最も多いものであり、
山下さんが特に目に付いたのは

「売りっぱなしになっている」

という声だった。

売る時には熱心なのに、納車すると放置される。

そんな不満を持つお客様が多い。

そこで、納車後、きっちり一週間後に電話で「お車の調子はいかがでしょうか」とご挨拶する。

1週間あると、平日に奥様が買い物に利用されたり、
週末には家族でドライブされることが考えられる。

それより短いと
「まだ、どこへも出かけていない」
と言われることもある。

それより遅いと、「間が空いた」という感覚が生じる。

あまり遅すぎると、1ヶ月点検とも重なってしまう。

新しい車を誰かに自慢して、
会社の同僚から「いいなぁ」と言われたとか、
「すごく走りがいいね」と感謝されることが多いという。

(その4)
納車のギリギリのタイミングで、汚れをチェックする。

実際にあった話だと言う。
納車の際に、きれいに洗車したはずなのに、なぜかキーを渡すとき、ボディにホコリが被っているのが見えた。

黄砂だった。
その日は、大陸からの黄砂で、空が曇っていた。

他にどんな理由で、数時間の間に車が汚れるかわからない。

ギリギリのタイミングで、もう一度、汚れてないかと確認する。

少しでも汚れを発見したら、山下さんは自分で洗車したという。

(その5)
不在の時に入ったお客様からの電話は、即座にかける。

外出中や、店内での商談中にお客様から電話が入る。

「あいにく今、山下は外出中でございまして…」と言うと、

「戻られたら、電話があったと伝えてください」と言われる。

今では携帯に連絡が入り、すぐ折り返しかけ直しているが、

当時は帰社してメモを見たら、すぐに電話をかけた。

もし、クレームに関することであれば、
1時間でも後になればなるほど問題は大きくなる。

ついつい、書類を片付けてからとか、トイレに行ってからとなりがちだが、

何よりも優先して、電話メモの対応する。

仮に会議中、商談中でも同じ。
ほんの1、2分だけ席を外して電話をかけ、連絡をとることが可能である。

(その6)
「今日」できることは「今日」、「今」できることは「今」やる。

現在、山下さんは10人のセールスを率いて管理する立場にある。

毎日、10人からさまざまな書類が提出され、目を通す。

「明日」は明日で、何が起きるかわからない。

小さな問題も、早く気づき、すぐに対応すればクレームにならない。

そのため、10人のセールスには、「今日」のことはすべて「今日」のうちに対応するように徹底して指示している。


以上


さて、

ひょっとすると、
「なんだ、こんなことか?」
と首を傾(かし)げる人もいるだろう。

しかし、いかがだろうか。

あなたが今まで車を購入した際に、販売店の営業担当者に、

これらすべてのことを
「心をこめて、きちんと」

してもらっていただろうか。

元ホテル西洋銀座チーフコンシェルジュの「多(おおの)桃子」さんは、

「おもてなしの心」について、こんなことを言っている。

「一流のサービスとは、普通のことを確実に、すばやく実行すること」

だと。

荷物が迅速に届けられること。

清潔感あふれるバスルーム。

冷蔵庫内の飲み物のラベルの位置が正面に揃っていること。

ベッドや枕は安眠できるように気が配られていること。

ランドリーのピックアップは5分以内。

電話は待たされることがない。

こういった基本ができていることで、
お客様がホテルを評価する土台ができるのだと言う。

よくよく考えてみると、特別なことは1つもない。

日本のホテル業界で、最も有名なコンシェルジュの1人である人の言葉なのだ。

でも、これができてないホテルに泊まってしまい、
イライラさせられた経験の実に多いことか。

どんな業界の「デキる」人に、その秘訣を尋ねても、

「別に特別な事はしていません」

と言われる。

デキる人たちにとって、基本に忠実であることが1番なのだ。

実際に山下さんも、

「当時のことではありますが、若い私の目からセールスの仲間や先輩を見ていて、

なぜこんなことができていないのかな、と不思議に思っていました」

と言う。

ただ、これだけのことを実践して、
トップボックスで著しい評価を得たのだ。


(つづく)

(「No.1トヨタ7つの仕事魂(スピリッツ)」志賀内泰弘さんより)