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ヴァイオリンレッスン日記帳

May the violin be with me.

ローデのカプリス from YouTube@

2021年01月24日 | バイオリンレッスン

 検定後のエチュードはローデの“カプリス”になりました。現在、No. 1を弾いています。

 クロイチェルまでは”エチュード”でしたが、ローデ からは”カプリス”という名称になり昇進した気分になります。検定でもグレード9、10で課題とされています。

 先生がお勧めするのは、Oscar Shumskyによる演奏です。なお、Oscar Shumskyのようにインテンポで弾く必要はないので、弾けるテンポで良いとのこと。

 

 実際に弾いている様子を見たいと思い、調べて見ると、いくつかございました。

 ロイヤルコンセントヘボウのコンマスLiviu Prunaru氏と、カナダのヴァイオリニストのKerson Leong氏

No. 1

No. 2

No. 3

No. 4

No. 5

No. 6

No. 7(検定課題)

No. 8(検定課題)

No. 9

No. 10

No. 11

No. 12

No. 13

No. 14

No. 15

No. 16

No. 17

No. 18

No. 19

No. 20

No. 21

No. 22

No. 23

No. 24

 


フィンガード・オクターブ

2020年12月06日 | バイオリンレッスン

 次のグレードから出題されるフィンガード・オクターブ。G高の入試にも課題とされています。

 その事前練習を始めました。

 練習のヒントは、髙木凜々子チャンネルTAKAGI RIRIKO Channelの以下の動画(11minから)にあります。

 https://www.youtube.com/watch?v=mUyNBlrhbJo

 「伸ばす指(3,4)から1,2の指を取る」というものです。

 高音側の指を高音側へ伸ばすというよりも、低音側の指をより低音側へ伸ばすということだそうです。

 フィンガード・オクターブで一番難しい(最も2、4の指が離間する)のは、1stポジです。

 現時点では、1と2の指が離れているパターンでは、「おりゃ」っと気合を入れれば、なんとか開きます。

ロ短調

G線 D線 A線 E線
       
  E,1    
       
  F♯,2    
       
       
    E,3  
       
    F♯,4  

 

 一方で、1と2の指がくっつくパターンでは、2の指が下がりきらない。1の指が邪魔をするのです。

ニ短調

G線 D線 A線 E線
       
   E,1    
   F,2    
       
       
       
    E,3  
    F,4  
       

 

ト短調

G線 D線 A線 E線
       
A,1      
B♭,2      
       
       
       
  A,3    
  B♭,4    
       

 

 高木さんは、G高入試があったからこそ一生懸命さらったとおっしゃっておりました。

 心底怠け者の私にとっては、検定を利用して、フィンガード・オクターブをマスターしていこうと思います。

 ところで、上記の動画で、「悲しいヴィブラート」、「喜びのヴィブラート」等の感情を表すヴィブラートというものがあるらしいです。奥が深いんですね。


ヴァイオリンレッスン 2019-Oct.

2019年10月27日 | バイオリンレッスン

 来年初頭に行われる発表会にお誘い頂いたので、参加させて頂くことにした。

 たまには、大きなホールで自己陶酔したいので。

 先生からは今弾いているモーツアルト5番を提案して頂いたので、この曲で参加することに。

 プロであろうとアマであろうと、ヴァイオリンに魅せられた人はみんな自己陶酔しているからこそ、弾きづつけているのでは。

 自分を高めるだけ高めて、大いに自己満足できるような発表会にしたいね。


ヴァイオリンレッスン 2019-08-19 & 09-08 & 09-23

2019年09月23日 | バイオリンレッスン

 コンクールの夏、キンチョウ(緊張)の夏もあっという間に終わり、涼しくなってきた。

 十年前に発表会でスプリングソナタを弾かせてもらったが、夏休み中にあったということもあり、コンクールに出るようなお子さんも混じってのものであった。通常の趣味組だけの発表会と異なり、音教組の方が弾くということもあって、ひどく緊張したこととを覚えている。

 あれから10年、その発表会で私の前にコンクール課題曲を弾いたあの子は、日本で一番難しいとされ、杜の都で開催される国際音楽コンクールにも出場したようで、陰ながら応援している。

 

 さて、検定の申し込みは、結局のところ、未だしておらず、課題曲も全く練習していない状態なので、今回は見送ることとした。

 今日の課題曲は、モーツアルト5番のみ。

 カールフレッシュは、モーツァルトについて「ある音楽家の教養の程度は、彼のモーツァルトに対する関係で分かる。相当の歳にならねばモーツァルトを理解することができない、というのは、よく知られた事実である。若い人たちは、モーツァルトを単純、単調、冗漫だと思う。人生という嵐によって純化された人だけが、単純さの崇高な要素と、霊感の直接性を理解するのである。」という言葉を残した。確かに、若い頃に比べて、モーツアルトを身近に感じている。

 音楽の基本的構成要素は、テンポ、リズム、音程の3つの要素からなり、これら要素を3つのベクトルと捉えれれば、音楽という空間が形成される。この基本的空間に対して、モーツアルトというベクトルを追加することにより、モーツアルト空間が形成される。もちろん、楽譜自体がモーツアルトが作曲したものなので、楽譜通りに弾けばモーツアルトの音楽になるにはなるが、ここでは、そう意味ではなく、楽譜には記載されていない解釈によってもたらされれるモーツアルトらしい演奏という意味でのモーツアルト空間を意味する。

 今は、ある程度完成した基本的空間に対して、モーツアルトというベクトルを追加しようとしているところ。ほとんどが右手の絶妙なコントロールに向けられたものであるが、難しい。自身がカールフレッシュの言葉の「人生という嵐によって純化された人」ではないことも原因なのか?

 モーツアルトというベクトルがしっかりした先生のお手本の後に、私が弾くという練習をさせて頂いたが、出したい音は分かっているが、出せないというもどかしさを感じた。一つは、弓速のコントロール。もう一つは右手の脱力だろうか。

 


ヴァイオリンレッスン 2019-08-03

2019年08月04日 | バイオリンレッスン

 今日は家族が外出だったので、思う時間、思う存分、思う音量で弾けた。トータルで5時間くらい弾いただろうか。楽器に鳴り出したので、逆にヴァイオリンに不具合が生じたのかと勘違いした。

 最近は、楽器を練習する人なら誰にも当てはまる練習環境問題、特にハウス内の防音が問題だ。

 家の外に対するハウス外の防音は、ピアノ部屋を二重窓+アクリルの透明板+防音カーテンにしているので24時間弾いてもご近所から苦情がきたことはない。現在の防音対策に至るまでは、「旦那様は練習熱心ね」とご近所のおば様から嫌味を言われていたが、防音カーテンだけでは足りず、アクリル板を窓に取り付け、それでも足りず、最終的には、二重窓にするという現在の最終形に至っている。ヴァイオリン先生宅も二重窓化されており、二重窓化は最も簡単な防音対策と言える。

 現在の問題は、ハウス内防音。

 ちょっと前までは、平日に練習するなんてあり得なかったので問題は生じていなかったが、検定を受けるようになってからは平日も練習するようになり、平日は夜の11時頃から練習している。

 ピアノ部屋の真上が寝室になっているので、家族から「うるさい」との苦情が。

 ゴムミュートをcon sordにしても僅かに聞こえるようで、仕方なく、金属ミュートをcon sordしてなるべく音を立てないように控え目に練習しているが、ヴァイオリンを弾いている感が感じられない。

 ということで、誰一人迷惑をかけずに、ニュートなし好きな音量で24時間弾ける練習環境を求めているところ、ハウス外防音は数十万で済んだが、一部屋を希望のMAXの遮音効果に到達させようと室内防音するとなると、それどころではなく数百万かかる。

 庭に3畳ほどの小屋を建てて、その中にアビテックスを入れるという手もあるが、それでも数百万かかってしまう。

 防音に数百万かけるならば、その分を楽器に投資した方が良いかなという結論に至るのだが、高い楽器を買っても音を好きな時間、好きなように音を出せない。

 当分は、平日夜の練習は、金属ミュートで我慢するしかない。


 レッスンは、曲のみ。
【Wolfgang Amadeus Mozart ,Violin Concerto No. 5 in A Major, K. 219】
 先生がTuttiを弾いてくれたが、Solo(私)よりもTuttiの方が断然上手いという逆転現象が生じ、逆にTuttiがSoloっぽく聞これるという、

 弓幅を少な目、控えめに弾いているせいなのか、その癖がいつの間にか付いているように思える。

 練習環境は、楽器よりも大切。