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ヴァイオリンレッスン日記帳

May the violin be with me.

検定結果(G7)

2020年10月17日 | 検定

 某ヴァイオリン検定の結果と講評が届きました。結果は、合格です。

 細かい点数については支障があるといけないので、合否のみを記載することとします。

【課題A(カールフレッシュNo.5 イ長調、小野アンナ)】 →合格
  α-審査員:→ 合格
  β-審査員:→ 合格
  γ-審査員:→ 不合格

【課題B(クロイチェル9番、Yost)】→合格
  α-審査員:→ 合格
  β-審査員:→ 合格
  γ-審査員:→ 合格  

【課題C(クロイチェル2番のソティエ、付点)】→合格
  α-審査員:→ 合格

  β-審査員:→ 合格
  γ-審査員:→ 合格

 今回も審査員の先生方から貴重なコメント、ご指摘、ご教授をいただき、非常に有難いです。

 働きながら趣味としてヴァイオリンを弾くアマチュアプレイヤーにとって、いかにして楽に(効率的に)ヴァイオリンが上手くなるのか?という問いに対して、答えを出してくれるのが、ヴァイオリン検定だと思っています。

 先生もおっしゃっておりましたが、この検定の課題は非常に良くできていると思います。ただ単に基礎力を測るというものではなく、上手になるような課題が選定されているのだと思います。不思議なことに、弾けば弾く程、難しさが分かってくるというか。自分の弱点が明らかになります。

 さて、次のグレードから2の指と4の指をガッツリ開かなければならないフィンガード・オクターブが登場しますね。

 これは相当時間がかかりそうなので、次のグレードの受験のことを頭の隅に残しつつって感じでしょうか。

 

 

 


検定課題の分析(G7)-C

2020年01月31日 | 検定

 ヴァイオリン発表会も無事終わり、次は何をしましょうかというお話になり、そろそろローデ のエチュードはというご提案を頂きましたが、一旦、検定を受けることにしました。

 課題Cは、以下の通り。

【課題C(1):Kreutzer No. 2のソティエヴァージョン】

 移弦があたかも生じていないように、移弦を滑らかに連続的になるようにすることが重要ではないでしょうか?

 移動先の弦へ連続的に移れるように、移弦が生じる一歩手前から弓の角度を微妙に調整する必要があると思います。

 

【課題C(2):Kreutzer No. 2の付点エヴァージョン】

 (ターー)+(タ)+(ターー)+(タ)+(ターー)+(タ)・・・・・のリズム

 付点が甘くなってもいけないし、付点が短くなってもいけませんね。

 16分音符3個分+1個分の正確なリズムでないといけません。

 この付点エヴァージョンは、昔、シューベルトの「ザ・グレート」を弾いた時に、この弓順であったので、苦手感がありません。

 T朋出身のコントラバス奏者であり、指揮者であった故T先生が、ダウン+ダウン、アップ+アップの弓順を、いきなり、この課題のようなアップ+ダウンの弓順に変更して、あたふたとしたことを思い出します。

ダウン+ダウン、アップ+アップの弓順だと、やはり、付点が甘くなる傾向があるのでしょう。

 


検定課題の分析(G7)-B

2019年08月04日 | 検定

 KretuzerNo.2, No.9は数年前に先生にレッスンを受けているので、復習的な課題となっている。

【課題B:Kreutzer No. 9, etc.】

<運指の基本ユニット>

 運指の最小単位は、以下のパターンが殆どで、4の指のためのエチュードであるように思われる。

 2434  2434....

 1323 1 323....

 0434  0434....

 1434  1434....

   0212 0212....

 指を弦に置くスピード、指を弦から離すスピードが遅くなると、モゴモゴしたような音、滑舌の悪い何を言っているのか分からないような音になってしまうので、いかにしてパリっとした音、クリアな音を出すかが課題ではないか?

<ポジション>

1stから4thまでポジション移動を要する。

スラーの途中でのポジション移動を要する部分もあるので、迅速なポジション移動を要する。

<拡張ポジション>

1の指を“reaching back”する必要な箇所が複数ある。いわゆる拡張ポジション。

 0434→1434

<テンポ>

 四分音符90以上

 付点リズムを代表とする複数パターンのリズム練習が有効であろう。16分音符の各音の長さが均一になるように弾く必要があろう。

  練習では四分音符110くらいまで弾けるようにして、100のテンポで提出するので十分ではないか。

 3拍子に聞こえるように弾く必要があろう。

 


検定課題の分析(G7)-A

2019年07月22日 | 検定

【課題A:スケール等】

 G7から上のグレードでは、カールフレッシュのスケールシステムが課題とされる。重音については一部のグレードで小野アンナ音階教本から出題されている。
 以下のように音高(音大)での入試課題となっているので、いよいよ入試を意識したものと言えよう。
 最高グレードは、G高と同等のレベルとなっているではないか。
 高校受験ともなると内申点も多少なりとも加味されるであろうし、コンテストの入賞歴が全くない等、アピールポイントがない場合には、ある程度上のレベルのグレードに合格して内申書に書いておけば、プラスに働くのではないかと考えられる(あくまでも、素人の憶測にしか過ぎない点に留意されたい)。
  

  検定課題 高校入試課題
  G7 G8 G9 G10 GD

T京G大
付属高

T朋
女子高
T京音大
付属高
T都立
総合G高
スケール ♩=50以上 ♩=50以上 ♩=60以上 ♩=70以上 ♩=120以下 ♩=108以下 --- ♩=60以上
分散和音 ♩=50以上 ♩=50以上 ♩=60以上 ♩=70以上 ♩=120以下 ♩=108以下 --- ♩=60以上
分散3度 --- --- ♩=60以上 ♩=70以上 ♩=120以下 ♩=108以下 --- --- ---
半音階 --- --- ♩=60以上 ♩=70以上 ♩=120以下 ♩=108以下 --- --- ---
3度の重音 ♪=50以上
(小野アンナ)
♪=50以上
(小野アンナ)
♪=60以上 ♪=60以上 ♪=80以下 ♩=50以下 --- ♪=60以上
6度の重音 ♪=50以上
(小野アンナ)
♪=50以上
(小野アンナ)
♪=60以上 ♪=60以上 ♪=80以下 ♩=50以下 --- ♪=60以上 ---
8度の重音 ♪=50以上
(小野アンナ)
♪=50以上
(小野アンナ)
♪=60以上 ♪=60以上 ♪=80以下 ♩=50以下 --- ♪=60以上
フィンガード・オクターブ --- ♪=50以上
(小野アンナ)
♪=60以上 ♪=60以上 ♪=80以下 ♩=50以下 --- --- ---
10度の重音 --- --- --- --- ♪=80以下 ♩=50以下 --- --- ---

 


検定結果②

2019年07月14日 | 検定

 某ヴァイオリン検定の結果と講評が届いた。

 細かい点数については支障があるといけないので、合否のみを記載することとします。


【課題A:スケール、アルペジオ、3度、6度、8度の重音】 →合格
  己-審査員:→ 合格
  -審査員:→ 合格
  丙-審査員:→ 不合格

【課題B:Schradiek: School Of Violin Tehnics Book 1, XII 1-4】→合格
  己-審査員:→ 合格
  -審査員:→ 合格
  丙-審査員:→ 合格

【課題C:KREUTZER:No. 14, 1-22小節まで】→合格
  己-審査員:→ 合格
  -審査員:→ 合格
  丙-審査員:→ 不合格

 余裕を持っての一発合格でなかった。そろそろ、グレードに対する基礎力貯金がなくなってきたので、基礎力を貯金をする練習をしないと・・・

 次のグレードからはいよいよカールフレッシュが登場する。