辻総合研究所ーTsuji Consulting

パリと東京を中心にして素敵な出会いや、いろんな地域の暮らしや文化、経済、新しい夢に向かっての動きをお伝えします。

Fete de la Musique (フランスの音楽祭)

2014-06-22 15:31:39 | Weblog

 今年の音楽祭は、去年と違って外出した。7区に住んでいるため、7区の区役所からの案内で、夏ー連帯ーというパンフレットをもらったため、最初のプログラムが、ジャズコンサートだった。シャン、ド、マルスという大きな公園が、エッフェル塔の下に広がり、7月14日のパリ祭には、花火を見る人でいっぱいになる。通訳ガイドとしての仕事をした時、花火が見たいということから、一度だけそこへご案内し、寝転がってエッフェル塔を見るのが良いそうですよ、というとお客さんは本当に、寝っ転がって、これはいいね!といわれた。見上げるとエッフェル塔が良く見える。

 昨日は、69番線のバスに乗って終点まで行き、そこで降りて、少し歩いても、音楽のキオスクというのがみつからない。
お土産屋さんに聞いても、そこは違うといわれるし、警官に聞いたら、もう少し歩いて左のほうでもう演奏がはじまっているよという。

 歩いて歩いて、やっと、家のようなところで、屋根はあるが、柱もついているところで、ジャズらしきものの演奏している人たちに出会った。そこで、きいてみたら、ここだという。キオスクというと新聞や雑誌を売っているところかと思ったら、演奏する場所だった。

 太陽の日差しが強い。上着を脱ぎ、半そでになって椅子に座り、聞き始めた。7区の音楽学校へ行っている人たちが演奏し、後でジャズグループが演奏するという。

 とても若い人たちを見ること自体が、私には珍しく、高校生のように見えた。とにかく、始まった演奏はビートルズやローリングストーンズだった。懐かしい曲ばかりだった。LET IT BE などだ。ジャズではないがとにかく楽しかった。暑かったが、風が吹き気持ちが良かった。

 その後、ジャズグループに代わり、本格的なジャズだった。これもよかった。16時前から17時半には終わった。

 それから、シャン、ド、マルスの後援の中を散歩し、太陽を避けて、木々の中を散歩していると、走っている人が多かった。

 されぞれの服装で、もうすでにバカンスが始まったような気になる。早い人はもうすぐバカンスに出発し、7月から8月までは大体の人がバカンスを取る。フランス人はこれは権利だと思っている。実際に5週間の休みがある。一方、9月にバカンスを取る人は、混雑している場所が嫌いだとか、すいているほうがいいとか、海も9月がいいとか、山もそうだ。それぞれの勤務形態に合わせてバカンスはとることになっている。

 アソシエーションも閉まってしまう。パリ市経営の運動や体操や、音楽等の口座も閉まってしまう。前に私が通った太極拳も6月末で終わりだ。


 アフリカンダンスは前にしたが、肩と腕が上がらない病気になってからは、去年後半からはすべてのスポーツ、太極拳を辞めた。アフリカンダンスもやめた。シャンソンだけを続けている。シャンソンも7-8月は休みだ。


 図書館はあいているので、今ならもう6週間借りられる。そのため、先週に聞いたゴスペルに関心を持ち、それに関するCDを借りてきた。
パリにいるパリジャンにいろいろな機会を与えるのがパリ市だ。プログラムがあり、展覧会もアルジェンティンタンゴもあった。

 バスは87番線に乗り、SEVRE-BABYLONEで降りて、歩いて帰ろうとしたら、ボサノバを歌っている歌手がいた。家の近くのチョコレート屋さんの前で、チョコレートを配っていたので、私もいただいた。おいしかった。ラウパイーユ通りでの音楽祭だ。その歌手は、私の知っている歌も歌い、ゲンズブールの歌だった。好きな歌だったので少しの間楽しんだ。ギターを演奏する人と2人で組んで、音楽祭をしていた。

 
 帰りはバス停を見つけるのに苦労したが、やっと見つけて、バスの乗った時はほっとした。歩いて帰れるが、あまり帰り道をしらないのだ。きいたことはあるのだがあるいたことはない。友人で、早く歩く人がいて、一緒に歩くと私はいつも走らないといけないのだ。私には長い道のリなのでバスに乗って帰った。

 家に帰り、充実感でいっぱいになった。やろうと思ったことをやったのでうれしかったしとても楽しかった。

 エッフェル塔もすぐ近くからみあげた。高いなーと思った。

 また来年も来ようと思った。今回写真は撮ったがうまくアップロードがいかないため、ここにはUPができない。