*2010年のことです
グァテマラは世界遺産の観光名所アンティグアから南へ約一時間。
太平洋の海街モンテレイへ。ちょっと週末に調査を兼ねてドライブへ。
途中からは標高0メートル地帯のマングローブの林。だから道路がないので、マングローブの樹木の間を縦横無尽に通る河(もはや海?)には、いろいろな運搬船の航路がある。
時刻表などあるはずがない。基本、地元民は、マッタリとボッけーーーーーーと、待つ、というか、「居る」。
これが波止場の待合室。
「チケットを買う」とか、「クルマ用に列をつくる」とかいった船着き場でやるべき一連の作業を、いつどこでやるのか。
もはや理性は、熱帯雨林の大樹の根元でただひたすらだらけるジャックフルーツ。
クルマもOK。
マジ?
「乗って沈まへん?」
「大丈夫大丈夫」
「・・・」
ラテンアメリカ全般で言えることだが、ラ米人の「no hay probrema(ノー・プロブレム)」は、「大西ライオン」の「問題ないサー」よりも遙かに薄い。
対抗船とすれ違うと、波の干渉で舟は揺れる。
顔は引きつるを超えてナチュラルハイ。目ん玉は白。
・・・オイ。大丈夫なんか?
案の定。
(『イッテQ!』でとてもキケンな乗り物に乗った時の宮川大輔のように)。ハイっ!
「あっかーーん」
・・・
楽しく海外生活のお話読ませていただいてます。
私も昔主人の仕事の都合でインドネシアに住んでいたことがあるのですが、海外に住むと人生観というか日本人感覚がグローバルスタンダードじゃないことに気付きますね😅
ネシアでは「Tidak apa apa」(なんでもない)が口癖。
おおらかっちゃおおらかなんでしょうが、深く考えない。
それが今のコロナ禍に繋がっている気がしてなりません。
その一言で済ませていいことと悪いことがあるといことに是非気づいていただきたい!🤣