華のガン日記

2009年肺癌で母を亡くしました。その時のブログと その後の私を記録しました。

馬鹿医者と対決

2009年09月08日 12時38分41秒 | 母の肺癌闘病記


 朝、気合いを入れてあの馬鹿医者と対決するために 11時過ぎに前の病院に行きました。

なのにぃ

いつも暇そうにしてるくせに 今日に限っていやしない

 看護師長がいたので 馬鹿医者に連絡してもらったら 今日は処置があるので 一日まるっと忙しいらしい。 いつお話できるか お約束できませんが・・・・だと。

ばりムカツク

 新しい病院の先生にデータ渡してますからそちらで聞いて下さいだと!
 
 頭きたけど 仕方ないので病院をあとにした。

 昼少し前に新しい病院に着きました。

 駐車場は無料やけん 時間気にせんでいいし 病院は綺麗やし 広いし 個室で 部屋もゆったりしているし・・・・。なんだかいい感じの病院です。

 着いてしばらく 母はあんまり元気なかったし、みんなが言うように話してくれないので少しがっかりでした。

 しかし 水を飲むと口の中が潤ってしゃべりやすくなったのか 父が来ると 若干理解不能ですが 結構しゃべってくれました。

 普通に飲めないので まずは口の中を湿らせる程度に 一滴づつ 一滴づつ口に入れて・・・・。
 それから フコイダンも数滴飲んでもらいました。

 ずっと 何も口にしていないので 急に味のするものを飲ませたせいで 少しむせてしまって 焦りました

 それでも 時間をかけて 少しずつ少しずつ飲ませたら タンも絡まなくなってきて ちょっと安心。

 途中から父が来たのですが 父が横に座ったとたんに母は・・・・

【なんで!?なんで?】

と 急に大きな声で繰り返し始め それを聞いたときは ちと辛かった

 なんで?なんで?といいながら点滴を外そうとする母を見たら なんでこんなになったのか?なんでこんなになってるのに 生かしてるのか?って悔しくて 叫んでるようで 見ているのが辛かったです。
 母の気持ちを思うと 悔しくて、悲しくて

 途中 姉が仕事抜け出して来た。なんちゃ 普通の見舞客のように ちらっと来てさっさと帰りやがった

 「元気良さそうヤン」

だとぉ~~~~? ふざけんな!

もちろん私は嫌いやし、姉のことなんかどうでもいいわ☆

 あさって姉の長女が 母の病室に また泊まってくれるらしい
 そのために 父が 布団とまくらを買ってきてあげてました。

 この病院に転院した翌日には お風呂に入れてくれていたのに また今日もお風呂に入れてくれるんだとかで・・・・。

 まぁ~前の病院は 身体拭くだけで お風呂なんか退院する直前に1回入れてくれただけやもんね。一時は 皮膚がはがれて ボロボロやったのに まぁ~病院が違うと こうも扱い方が違うんですかね?
 お風呂から帰ってきた母は 少し頭がぼぉ~っとしていたようで 話しかけてもあんまりわからなかった。
 目もうつろで どこをみているかわからない。

 でも 父が帰った後 わからないかもしれない母に、私はちゃんと言っておいた。

 「お母さんに生きていて欲しいんよ。 だから 辛いやろうけど 頑張って!」

 そして、 そんな母の姿を見たら いてもたってもいられなくなって・・・・・
 
 どうせ あの馬鹿医者が 急に忙しくなるわけない!

 来週火曜日までもう来ないと思って きっと安心して ナースセンターにいるはずやわ。

 こそっと見に行って おらんやったら 来週また行って ストーカーみたいに話しするまで つきまとってやろう!って思って 夕方母の病院から 再度あの馬鹿医者の元へ行きました。

 まずは見つかって逃げられないように マスクして(←若干変装のつもり)こそっと7階へ。

 途中 トイレで ICレコーダーをブラに挟んで 録音スイッチオン!

 エレベーター降りてからナースセンターを見たら やっぱりいた!

 一瞬 ナースセンターと反対を向いて 襲撃する?とかって 自分に言い聞かせていたところに 馬鹿医者のほうから こっちへ来やがった。

 気づかなかったのか 私の目の前をすり抜けて 携帯で電話しながら 関係者専用のエレベーターに乗ろうとしたところを 呼び止めてやった。

 奴は 一瞬「えっ?」って顔したけど 「今電話中ですから・・・・」だと。

 あ~むかつく

 逃げないように 電話終わるまで 絶対そばから離れませんでした。

 電話終わってから時間がないような言い方すんので

「10分15分で終わりますから・・・」

と食い下がる私。仕方なさそうに 馬鹿医者の案内で別室へ。

 まずは えさにしといた 8月14日のMRIの結果を聞いた。

 放射線技師の話によると 放射線を通しづらいからなのかもしれないけど 頭の髄膜播種は 前回より薄くなっています。撮影の度合いによるから ホントに薄くなったのかはわからないんですけど・・・・・

だって。

 そして 数々の疑問へ。

 行けそうですよといった T病院(精神科)への紹介。

 私:父が貴方からの紹介状を持ってT病院に行くと がん患者を受け入れる設備のない病院だから 受け入れられないと院長に言われたそうです。なぜ 貴方はこの病院に紹介状を書いたのですか?

 馬鹿医者:あの病院はボクが紹介したのではなく 地域医療連携室の方が探したんですよ。

 私:それって 井上さんですよね。たとえ地域医療連携室の方が探したにしろ ガンの治療設備のない病院に紹介状書く自体がおかしいってことですよね?

って念押して確認してやった。

 私:そのT病院は断られるって私わかってましたから 父に院長先生に直接会って 他の病院を紹介してもらうように頼むよう言いました。 そして 諸事情を聞いた院長先生が直接電話して紹介してくれたのが 今の北九州K病院ですよ。院長先生同士の話して転院させてもらえると聞いていたのに あのとき 先生はむこうの病院から断られたって父に言ったそうですね。あの時断られた病院に 今なぜ 紹介してもらって転院できたのかが 意味わからないんですが なぜなんですか?

 馬鹿医者:ボクは 旦那さん(父のこと)から 向こうの病院がダメだったって聞きました。僕は紹介してません。紹介状も書いていません。

 私:っというと 先生は 北九州K病院に紹介状は書いてないのですね。

 馬鹿医者:ハイ ボクは旦那さん(父のこと)が直接向こうの病院から断られたって聞きましたので 紹介状を書いた記憶はありません。

 私:T病院の先生から 私がIセンターから送ってきた紹介状をそのまま転送すると 相手の病院に失礼に当たるので Iセンターの先生から 直接北九州K病院宛に紹介状を書いて送ってもらってくださいといわれて 父はそれを先生に頼みに行ったはずです。その記憶はないんですね。

 馬鹿医者:はい、紹介状は書いていません。

ですと。ふざけやがって~!

 私:T病院の院長先生が 自分が受け取った紹介状をそのまま転送すると失礼に当たるから・・・・って 先生の紹介状の書き方 おかしいからそんな風に言われたんじゃないですか?
   K文字病院の先生にも同じようなことを言われたんですが 先生の紹介状の書き方が おかしいんじゃないですか?私に ●●をしろっていうんですか?って 凄い剣幕で怒られました。紹介状の書き方が 失礼に当たる書き方しかしてないから 北九州中の病院 断られたんじゃないですか?違います?

そういったら やつは黙っていました。

 私:先生は レジデント、つまり 研修医ですよね?母の病状について 治療方針や方法を上の先生に相談したりしなかったんですか?

 馬鹿医者:いいえ、研修医じゃありません。

 私:えっ?レジデントって 研修医じゃないんですか?

 馬鹿医者:っというか 一次研修は終わって 二次研修に移ってます。

 私:そんなの どっちでも一緒でしょ?

 馬鹿医者:治療方法や方針は U先生に相談しながら やっていました。あ、紹介状とかは ボクが書いてましたけど・・・・・。

 私:U先生に相談しながらやっていて これですか??ありえないです。

 私:7月28日に先生は F大が紹介してくれた E病院について まだ早すぎるっていいましたよね?それからお盆まで たったの2週間でコレですよ。あのとき あそこへ変っていれば ここまでひどくならずにすんだんではないですか?

これにも やつは無言。

 私:私もいろんな医療関係者に聞きましたけど ココまで転院できない病院って 初めて聞いたって 誰からも言われましたよ。

 私:先生の判断って いつも後手後手に回ってますよね。ちゃんと考えて行動しているんですか? 

 私:余計なお世話ですが 先生に他の患者さんまで殺されたらいかんと思って 黙っていられずに言いに来ました。

 それから 母が処置室にずっといて聞いていたんですが その時 看護師さんが 他の患者さんを バカ扱いするの丸聞こえでしたよ。やめたほうがいいですよ。ナースセンターの前 通るだけでも誰にでも聞こえる大きな声で 患者さんの悪口、失礼ですよ。

 そして 転院する日に 母の余命が1週間だとか余計な診断してくださって ありがとうございます。とってもいい病院を紹介して頂いたおかげで しゃべれるようにもなりましたし ずいぶん元気になりました。ありがとうございました。もう こんな病院2度とくることはありませんが 短い間 ありがとうございました。

 そういって 病院を後にしましたが いい足りないこといっぱいで 原稿まで書いて行っておきながら ちゃんと言えなかった自分に 腹が立ってしょうがなかった。


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