海亀

浜辺を散歩しながら、ひとりごと...

ビデオは語る 3号機爆発

2014年09月30日 | インポート

2011年3月13日

午後6時50分

東電本店勝俣会長

『水素の問題?まあ確率的には非常に少ないと思うよ。

そんな話をしてね、国民を騒がせるのが良いのかどうかの判断だけど。

逆に言うと、次の記者会見でそれを聞かれたら否定するよ。

あり得ないと。まー、あり得るけど、(水素を)逃がせばなんとか

なるかな。 会見は20時』

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国民を騒がせるのは良くないから、

真実を知らせないでおこう。ということなのか?

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3月14日午前6時02分

第一吉田所長

『(圧力上昇が)急激だな。

ほんと要注意なんだよ。

20分で50キロ

(パスカル上がった)だろ?

(午前)7時前に設計圧力越えちゃうよ。

あれ、ダウンスケールしちゃったじゃん。水位が。

うえ!小森さん!』

小森

『水位がダウンスケール?』

吉田

『うん。これね。もう危機的状況ですよ。これ。

(午前)6時10分でダウンスケール。完全に(核燃料が)

露出してる状態になってますよ』

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★ダウンスケール;計測器の針が下限を振りきった状態

★小森;東京電力常務 小森明生

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3月14日午前11時01分

3号機が爆発した。

爆発原因ははっきりしていないのに、

『もういいんじゃないの。水素爆発で』

と水素爆発に決まった。

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★ 水素爆発;

原子炉の核燃料は小指ほどの太さのものを、

4Mほどのジルコニュウム製の被覆管に入れて

設置してある。

水の冷却が出来なくなると、燃料は2000度を

越える。

ジルコニュウムは900度で溶けて、水と激しく

反応して水素が出る(ジルコニュウム反応)。

水素は濃度が4%を超えると爆発の恐れが

出てくる。