行きたい行きたいと思っていた全州韓紙文化祝祭(2012.5.3-5.6 韓屋マウル一帯)に行ってきました。
ただ、4日(金)に上の娘が日本へ行くので、金浦空港まで送ったあとで電車で全州入りしました。
ですから、3日の国際ファッションショーも、また4日のコスプレショーも時間が合わず見られずじまいでした。
でも、4日の午後コスプレの人たちの姿は見られたし、体験コーナー、似顔絵描きなど、普段見られないものもあり、来年じっくり見たい、と思いました。この祝祭に関しては充分ではありませんが、おってご報告します。
特に印象的だったのが、テスン韓紙マウルでした。
祝祭会場でもらったちらしを見ると、祝祭期間中の5月4日、5日、6日に韓屋マウルから車で30分の距離にあるテスン韓紙マウルで多彩な韓紙体験ができるとのことです。
今回はこのテスン韓紙マウルについて書きます。
何よりもシャトルバスが運行しているので、マウルからマウルまで楽に行け、しかも無料です!
5日南部市場の朝市をのぞいて太祖路を歩き、いったん宿に戻ってから10時、指定の太祖路태조로のはずれで黄色いマイクロバスに乗り込みます。
午後は家族連れで混むかなと思い、始発(10時から4時まで毎時定刻出発)に乗りましたが、乗客はわたしを含めて8人でした。
道も混まず、30分で目的地に到着。
韓紙作品展示館「スンジ館」を中心に、韓紙製造所、体験場などがあるこじんまりとしたマウルです。
「スンジ館」後方の風景です。右手の木は紙の原料になるこうぞの木です。
マウルの12,000坪の敷地にこうぞの木を栽培しているそうです。
韓紙で作る人形を習っていながら(今は休んでいますが...)こうぞの木を見るのは初めてです。
韓紙作品を見、こうぞの木から皮をはがしてその皮をこそぎ落とす体験をしたり、子どもたちがいろいろな体験をしているのを見たりして2時間過ごしたあと、再び韓屋マウルに戻るシャトルバスを待つあいだのどかな風景を楽しみました。
マウル入口の風景です。
周辺は登山コースのようで、地図がありました。
「スンジ館」側から見た道です。
アジュマが悠々とリヤカーを引いています。その姿をあわてて追いかけ、シャッターを切りました。
12時に乗ったバス(韓屋マウル行きは11時から6時まで毎時定刻出発)は乗客3人でした。
澄んだ空気の中、珍しい体験をし、のどかさを満喫した半日でした。
来年もあればぜひ参加したいです。
みなさんも韓紙に関心があれば参加してみてください。
外国語対応がないのが残念ですが、体験は見よう見真似でできます。
祝祭期間でなくとも体験(有料)できます。
住所 전북 완주군 소양면 신완리 123번지
電話 063-242-1001
www.hanjivil.com