相変わらず暑い。ちょっと涼しくなったと思ったらいきなりスコールみたいに降られてずぶ濡れ。それでもじきに雨はあがったので、今週配布の注文用紙を手に共済ジュニアコースのおすすめ。相手の反応を見ながら、冗談を交えてあれこれ話していると結構盛り上がって来る。拡大や共済を進めるスケジュールが当初と大幅に変わってきたので、そこは気持ちを切り替えてやってかないと。久々に9時過ぎに帰宅したので「トリビアの泉」をほぼ2ヶ月ぶりに見る。この時間に帰れれば身体も大分ラクなんだがな。【<遺伝子組み換え>セイヨウナタネ自生 茨城・鹿島港周辺】。輸入された組み換えナタネが陸揚げ途中に風で飛ばされ、港周辺で自生していたという内容(農水省プレスリリース)。在来種と交雑したって話ではないものの、こうした事態が続けば、いずれ国内の作物用植物が“汚染”されるのも時間の問題。【サントリー元社長の“遺言”…バイオの青いバラ誕生】・・とうとうやったか。青いカーネーションが出来れば画期的なんて昔は思っていたが、甘い甘い。青い色素をつくるパンジーの遺伝子を組み込んで青い色素を持たないため、不可能と言われた青いバラを遺伝子組み換え技術が現実のものにしたというわけ(サントリーニュースリリース)。発光クラゲの遺伝子を組み込んだ「光るメダカ」がペット用として売られたり(現在は発売中止と聞く)、環境への影響について抑止策を取っても市場にどんどんバイオテクノロジーを駆使したものが流通していく以上、好むと好まないにかかわらず環境への影響は避けられないだろう。
18日の日記で紹介したアカネ色素の使用自粛を厚生労働省が通達を出してから10日余。発がん性による使用禁止も濃厚という食品添加物としては大きな話題にもかかわらず、それ以降大した報道もないのは市場にほとんど出回っていないものだからだろう。コープながののサイトでも25日に出された案内では「共同購入では扱いなし、店舗のごく一部に扱いがあったものの、撤去した」とのことで、現在でも「あるとすれば東南アジアからの輸入菓子くらい」(【食品と暮らしの安全】2004年7月号)という。このアカネ色素の問題で言えることはまず「化学合成添加物(この言い方もどうかと思うが)より天然添加物が安全とは言えない」ということ。もともと天然添加物は1995年に食品衛生法が改正された際、これまで流通していたものをそのまま安全性評価や規格基準の設定なしにそのまま添加物として認めた経過があり、日生協の天然添加物研究会の調査でも問題のある添加物が少なからずあるという指摘がされており、アカネ色素もその一つにあげられていた。「合成=悪」「天然=安全」の図式が単純に成り立たないのは化学合成される添加物に比べ純度が低く、不純物が混じることもあるわけで、その点でも、国がもっと天然添加物の安全性をきちんと評価する必要があることを改めて浮き彫りにしたとは言える。ただ、アカネ色素がそんなに危険な添加物かといえばそれはどうだろうか。この動物実験では餌に5%もの量を混ぜて発がん性が現れたというのだから、現実の摂取から見れば度外れた量。ま、添加物の総量は少ないに越したことはないので、規制そのものは望ましいことはもちろんだが、以前食べたからと言ってそんなに心配する必要はなさそうだ。
夕方から共済センターの職員を招いてコープ共済の学習会。ジュニア18コースの改訂(1泊2日から保障、1回の入院日数が2倍、賠償責任特約が2倍)を中心に充実した話を聞く。制度内容はどこにも負けないのだから、あとはいかに良さを伝えられるか、熱意を持って話せるか、だね。最新号の「ピコ通信」(化学物質問題市民研究会)にシックハウス問題の学習会で講師が「佐世保の少女も有機リンにやられている可能性があるのでは」と発言したことが紹介されていて、この手の情報が未だに市民運動では流通していることにいささかうんざり。要は「有機リンが神経に作用する危険物質で発達期にある子どもの行動異常の原因物質」という散々、環境ホルモン騒動で聞かされた言辞の焼き直し。他にも食品添加物や電磁波などが脳や神経に影響を与えるってバージョンは環境や食の安全に熱心な市民の間に昔から流通していたし。むろん、そうした可能性はゼロではないかもしれない。ただ、得てしてこの類の物言いは社会的問題の原因を「全て」化学物質による影響であるというトンデモない結論に導きがちだ(全編、この手の情報で埋め尽くされた『買ってはいけない』の著者の一人、船瀬俊介氏の『環境ドラッグ』なんて本は行き着くところまでイってしまったトンデモ本)。
二日酔いはないが、やっぱ、昨日のダメージが多少あり。今月中に更新するつもりでずうっと先送りになっていた「お気に入り商品」の作成と来週配布分の担当者ニュースは何とか完成。中々気が休まらず、野暮用も重なり、夜になっても疲れが抜けん。TVでは選挙モードに入っているようで「イラク」と「年金」が争点というが、今日は駅前で候補者の演説があるとの告知や、街中を走る宣伝カーを見かけた程度。喧しいほどの街宣はなく何とも静かなもの。まあ、来週以降は変わってくるだろうけどね。そんなわけで今回の選挙の候補者や政党のホームページのチェックをしてみると公示になった24日以降、多くの候補者が文書の更新をしていない(全て確認できるわけではありません。念のため)。つまり公職選挙法にある「衆議院(比例代表選出)議員又は参議院(比例代表選出)議員の選挙以外の選挙においては、選挙運動のために使用する文書図画は、次の各号に規定する通常葉書並びに第1号及び第2号に規定するビラのほかは、頒布することができない。〔第142条〕」なる規定に従って自粛しちゃったわけである。ヘンじゃないか、それは。インターネットは安価で速報性があり、大量に文書を公開することが可能で、政策論争をするにはもってこいの媒体。ネットが普及する以前の法律に今も縛られてるのってどう考えたっておかしい。ビラや電話は受け手がもらうものだが、ネットは自分の意思でアクセスするもの。今の時点でそれを言っても仕方のないことだけどサ。
明け方から、寝たり起きたりの繰り返し。疲れが抜けないまま、松本の組合の会議へ。議論は白熱、昼の寿司は量が少なくて空腹感に苛まれてイライラ、空腹は会議の敵だ。夕方から、キャンペーンの打ち上げってことでカズヒロ君と権堂のたかせで串かつ。こりゃ旨いわ。特大のエビフライには大いに満足。体調がもう少し良ければ、もっと気持ちよく食べられたんだけど油モノは少々きつい。身体を軽くしようと2時間カラオケで歌いまくる・・・カズヒロ君はもっぱらサザンをベースに俺はもっぱら浜田省吾。なんか歌詞が「LONLY」「もう若くないこのままでいい・・・」「体と心、引き裂いただけ」。歌うたびに奈落の底に落ちていくな、浜省の曲って。もう一曲「防波堤の上」(視聴OK)をと思ったが、更にその傾向が加速しそうなので、「六甲おろし」の大合唱で締めくくり、最後はラーメン。12時過ぎに代行で帰る。旨いものはたくさん食えたけど身体には正直悪かったな。軽く飲んで食べて・・身体に負担かけないようにしてそんな自分への“公約”はその場の雰囲気によっていとも簡単に破られてしまうのだ。ま、幸い前回のように腹を下すことがなかったことだけが不幸中の幸いだね。