気概を持てよ、集英社！

　【抗議受け漫画休載　南京大虐殺めぐり集英社】。本宮ひろ志が昭和を舞台にした歴史モノを書いてることは知っていたが、南京事件を舞台にするとはね。やる以上、相当な裏づけを取ってどう書こうが抗議に晒されることを承知で、突っぱねる気概がなきゃダメだろ。この問題には人一倍敏感な「産経」で関連記事を検索したら９日付でこんな記事が【本宮ひろ志さん雑誌連載漫画　南京事件で不適切表現　集英社に抗議殺到、釈明へ】。デリケートな問題ってことはわかっていた上で「南京事件は作品の完成度を高めるためには避けて通れないものだった」とするなら、３０年以上の論争があることは知っていたはず。【『国が燃える』本宮ひろ志ＡＮＤ㈱サードライン著作の検証】を見ると漫画で引用したのは虐殺否定論者からプロパガンダの“ニセ写真”と指弾されている有名な代物。この写真出せば抗議が殺到することは南京大虐殺論争を多少でも知っていればわかりきったこと。抗議を受けて休載したという事は編集部は承知していたが高をくくっていたに違いない。抗議されて休載するなら出すなよ、最初から。南京虐殺否定論の代表的サイトである【南京大虐殺はウソだ！】でも半月以上前からこの問題についてのキャンペーンを張っていたことがわかる。最近、鳴りを潜めていた南京事件が、何と本宮漫画を契機に再燃するとはね。来月の【正論】【諸君！】など保守オピニオン雑誌の格好のネタになったな。この日記のネタにもなったけど（苦笑）。【＜球界激震＞ダイエー球団存続の危機　西武は堤オーナー辞任】。またこれで１リーグ制問題が再燃するのか。【K-1 WORLD MAX 2004 -世界王者対抗戦-】は怠惰なヘビー級から見れば断然面白い！ついつい見入って更新がこんな時間になってしまったな。仕事は本気モードで疲労困憊・・・帰ったら全身の力が抜けたわ。これで振り返りや来週のニュースに「一言」やれってか。それでこんな力入れて日記書いてさ、自殺行為だな。まったく（２３：３５更新）。