
昨夜0時過ぎに帰宅して、約1時間でブログを更新。寝不足のまま、朝早く起きてしまって、そのまま、午前中を過ごす。11時過ぎにようやく起きだして、善光寺界隈を散歩して、書店で「週刊女性」を買い込み、箱清水茶房でマンデリン

気分も全然盛り上がらず、午後はひたすら寝る寝る寝る


さて、2週間前に放送されたNHKのETV特集での「吉本隆明語る」について書いてみる。収録時83歳で足腰も立たない老思想家が、2000人の聴衆の前で約3時間もの講演をするというドキュメンタリーなんだけど、あの吉本氏がNHKに出る・・・という物珍しさを除けば、お世辞にも面白い番組とは言えないんだ。
“芸術言語論”という難解な語りが、聴衆に受け入れられたとはとても思えなかったし


今日届いた『吉本隆明の声と言葉。~その講演を立ち聞きする74分~』で、講演のエッセンスをザッピングしたCDや、20年以上前に買った講演ライブのテープをもう一回聴き返したりしたんだけど、吉本氏って、自分の立ち位置を確固たるものにするために、自分の思想にあらゆる学問を取り込んで、体系化することに生涯をかけた人だって思うんだよね。
その論理癖に、昔から僕にはどうしても違和感があって、魅力も感じつつ、敬遠もしてきたんだ。もちろん、あのトシになって、そうした体系化の作業に今なお向き合う情念は凄い・・・とは感じるんだけど

なんてこと書いたら、ちょっと胸がわさわさしてきた

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