癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

■今度は自転車走行規制強化!

2007年12月27日 20時51分32秒 | ニュース
         
自転車の安全運転のあり方を検討する警察庁の有識者懇談会は27日、自転車の利用者に対し、次のような報告書をまとめたと言う。

同庁は報告内容を歩行者、運転者の守るべきルールなどを説明した「交通の方法に関する教則」に取り入れて、教則を29年ぶりに抜本改正し、警察が行う安全教室などで役立てる。

帯電話を通話、操作しながらの運転禁止

▲ヘッドホンを使って外部の音が聞こえない状況での運転禁止

▲自転車の不必要なベル使用は他人とのトラブルにもつながりやすいとして、危険防止のためやむを得ない時だけに使い、みだりに鳴らしてはならない。

▲幼児用の座席を使う場合は1人のみとし、前かご部分と荷台部分の両方に幼児を乗せる事の禁止

▲歩道上で自転車同士が対面してすれ違う場合には互いにハンドルを左に切ってよけるようにする。

 教則はあくまでも警察が安全教育のために活用する指針で、罰則規定はない。

 同庁によると、自転車同士の衝突事故は昨年4020件発生し、10年前(96年)の約6・8倍に増えた。対歩行者の事故も2767件で同4・8倍に増加。このため、同庁は、自転車の通行区分を明確にした改正道交法を来年6月までに施行する。【毎日新聞引用】

 いよいよ自転車の運転まで規定が改正されるようだ。
余りにも自転車の運転マナーが悪く事故の増加によるものだと言う。確かに歩道を我が物顔にしベルまで鳴らして走行して行く若者に出合う事がある。

事故の増加要因は高齢者が多くなってきた事にも起因している為だろうと思うのだが、規制内容を見るとベルを鳴らしてならない・ハンドルを左に切って避ける等、余りにも小さいと思われる所まで規制する事が提言されているような気がしてならない。

それよりも、道路状況を確認し狭小道路をなくし・自転車道と歩道の区分を明確にする様な提言が出来ないのだろうか。道路財源が埋蔵金などと言われているが、広い道路を作るだけが目的ではないはず。

狭い道路整備の拡張と走行・歩行区分を明確にするような提言をしてもらいものである。

まして、幼児を2人乗せの禁止などは、自転車以外に交通手段がないため、やむ負えず乗せていると考えられないのだろうか。何でも制限すれば事故か減少するとは思われない。

どうしても規制すると言うのであれば、先ず自転車道と歩道区分を明確にしてからにするのが先決で、人がやっと通れるような所を関係各所と調整し道路の整備と標識等の整備を図るような法整備をしてもらいたものである。

狭い道で自転車はどういう走行・人はどんな歩き方しなさいと指導する方が余程有効な事故防止と言えないだろうか・・・・・罰則が無いのであれば何の効果も発揮できないのが現状ではないだろうか・・・・・・。


コメントを投稿