ヘンプステッド=加納宏幸】米大統領選の民主党候補、クリントン前国務長官と共和党候補、トランプ氏の第1回討論会が26日、ニューヨーク州ヘンプステッドのホフストラ大学で開かれ、初めて2人が直接対決した。女性初の大統領を目指すクリントン氏が、日韓の核武装を容認したトランプ氏の発言の危険性を指摘したのに対し、トランプ氏は日韓の駐留米軍経費の負担増を重ねて主張。激しい舌戦になった。
討論会後にCNNテレビが実施した世論調査によると、クリントン氏が勝ったと答えたのは62%だったのに対し、トランプ氏と答えたのは27%にとどまった。
クリントン氏はトランプ氏が日韓の核武装を容認する発言をしたことを挙げ、核拡散を「世界が直面する第一の脅威」と指摘。「日韓との同盟を再確認したい」と述べた。
これに対し、トランプ氏は日韓やドイツによる米軍駐留経費の負担増を重ねて主張。北朝鮮の核実験に関し、同国に影響力を持つ中国に「彼らが問題を解決すべきだ」と迫った。
トランプ氏はまた、オバマ政権下で中国などの外国に雇用や富が奪われたと指摘するとともに、自由貿易協定を再交渉すると断言。クリントン氏が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を推進しながら反対に転じた変心を批判した。
トランプ氏はクリントン氏を猛追しており、米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最近世論調査の支持率平均値は2・3ポイント差となっている。
11月8日の大統領選の行方に影響する今回の討論会は全米に中継され、総人口の3分の1に当たる約1億人が視聴したと予想される。討論会は2回目が10月9日、3回目が同月19日で計3回の予定。副大統領候補による討論会も10月4日に行われる。(CNN)
◎メキシコ世論調査、クリントン氏支持率がトランプ氏の10倍日韓の核武装を容認したトランプ氏の発言の危険性を指摘したのに対し、トランプ氏は日韓の駐留米軍経費の負担増を危険な発言をしたのが影響したようだ。
やはりトランプ氏の要所要所で危険な発言と外交政策に危険な考えが米国民の考えが否定した結果と言えよう。これから続く各所での討論で一度言ったで発言を訂正は出来ずクリントン有利は変わらないだろう・・・・
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