「あいつの才能が10としたら、おれは3くらいだぞ。それだけいいものをもっているのに…。もっと一生懸命やれば、結果は違ってくるんだけどな」。千代大海は当時28歳。最も脂が乗った時期にもかかわらず、けいこに打ち込まない弟子を嘆いていた。
千代大海が頂点を極められなかったのは、けいこ不足の一言に尽きる。中学時代は空手、柔道選手として全国レベルの実績を誇り、運動神経は抜群。引き足の速さも天才的だった。だが、その素質を磨き切ることはできなかった。
横綱3代目若乃花を千秋楽で本割、取り直しにもつれた優勝決定戦で連破し、大関昇進を決めたのが11年前の初場所。当時のような闘志も消えた“ツッパリ大関”が、ついに力尽きた。 【産経ニュース】
元大関 千代大海が現役引退 午後会見予定ツッパリ続け、角番となると頑張ってきた大関と見えた力士が見れなくなると寂しさを感じさせるが、今度は親方として後輩力士の育成に尽力して貰いたいと思うばかり・・長い間ご苦労さんでした・・
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