JR福知山線脱線事故で負傷し、事故車両の2両目から救出され、一時は生死の境をさまよった順子さんは脳を損傷し、今も高次脳機能障害による記憶障害などに悩まされる。
体の機能の衰えも激しく、リハビリのため、一昨年秋に水泳を始めたときには、腕はほとんど回らなかった。
そんな順子さんに新たな目標ができたのは昨年8月。目の手術のために入院した順子さんに付き添っていたもも子さんが、病室でパラリンピック北京大会開会式のテレビ映像を目にした。
そこには、手や足に障害を負った水泳選手や、順子さんと同じ高次脳機能障害を抱える自転車選手が、世界の舞台で大きな声援を浴びる姿があった。
「順子にもできるかも」
もも子さんにとって、終わりの見えないリハビリ生活の中に差し込む一筋の光だった。母の思いに順子さんも応えた。2人の夢は重なった。
「ロンドンへ行こうね」。もも子さんが語りかけると、順子さんは持ち前の明るさで「大変なのは私やで」と冗談交じりに返す。順子さんは子供のころに水泳を習い、選手養成コースにも所属した経験もあり、藤井コーチも「大会への出場も夢ではない」と期待する。
「五輪なんて健常者だったら考えられないでしょ」と笑顔の中にも、自信をのぞかせるもも子さん。夢に向かい、母娘二人三脚で走り続ける。 【産経ニュース】
死の縁をさまよいながら助かった一人の女性、リハビリを続けながらロンドン五輪と言う一筋の目標に向かって頑張る母子の姿に感激。
ややもすると自分の立場に愚痴を言いたくなるのが普通と思うのだが、一生懸命頑張る健常者でも出来ない気持を引き出した母親の愛情に応えようとする順子さんにエールを送りたい。
ロンドンパラリンピックに是非出場する様に回復し、同じ障害者に栄光の姿を見せてくれれば、どれ程同様の障害者に勇気を与える事だろうと・・・・
どもどもです^^
拝見させて頂きました^^
よろしくです!
初めしてこちらこそ宜しくです。
障害者でも気持ちの持ちようですね!