日本とフィリピンの国交正常化60周年を記念してフィリピンを公式訪問していた天皇、皇后両陛下は30日夕、政府専用機で羽田空港に到着し、帰国された。両陛下が続けられている「慰霊の旅」が海外で実現したのは、平成17年のサイパン、昨年のパラオ共和国に続き3度目となった。
両陛下は同日午前、滞在していたソフィテル・ホテルをご出発。マニラ首都圏のニノイ・アキノ国際空港から帰国の途につかれた。
臨席滞在中、アキノ大統領主催の晩餐(ばんさんするなど両国間の友好親善に励み、先の大戦で110万人の犠牲が出たとされる同国の「無名戦士の墓」と51万8千人が亡くなった日本の「比島戦没者の碑」に供花して、両国の犠牲者たちを等しく慰霊された。
羽田空港では、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻をはじめ皇族方が出迎えられ、タラップを降りた両陛下は笑顔で声をかけられた。宮内庁は、ともに80歳を超えた両陛下の年齢に配慮し、負担軽減のため帰国の日程だけとした(WEV)
臨席滞在中、アキノ大統領主催の晩餐するなど両国間の友好親善に励み、先の大戦で110万人の犠牲が出たとされる同国の「無名戦士の墓」と51万8千人が亡くなった日本の「比島戦没者の碑」に供花して、両国の犠牲者たちを等しく慰霊され等して無事帰国された・・・・