東日本大震災の被災地復興を願って竹刀を振る。千本振ったら寄付をする。そんな支援が欧州の剣士らに広がっている。
欧州で剣道による交流を続ける東京理科大教授の小澤さん(61)らが震災で中止になったセミナーに代え、各地で同時に「千本素振り」をして寄付をした。
その活動がインターネットの交流サイトを通じ各国に広がったという。小澤さんは「居ても立ってもいられない。そういう真っすぐな気持ちがうれしい」。 【asahicom】
東日本大震災に見舞われた日本に世界中から支援の手が差し伸べられている。被災地の人々は海外から届く心強い支えに、感謝の思いをかみしめている。外務省のまとめでは、135カ国・地域が支援を表明。うち20カ国・地域から救助隊や医療隊、原子力専門家らが現地入り(大半はすでに撤収)した。39カ国・地域が毛布や食料品などの物資を届けた。外務省を通じた支援以外にも、各国赤十字社や民間団体などから義援金や物資が続々寄せられている。 ◇日本語で医療活動--宮城・南三陸町 大津波で壊滅的な被害を受けた宮城県南三陸町では、イスラエル軍の医療チームが3月29日から約2週間、町総合体育館「ベイサイドアリーナ」で医療活動を行った。内科、外科、周産期医療も受けられる産婦人科など8科を開設して専門医を配置。延べ200人以上に対し、日本人医師の後方支援を続けた。 受診第1号となった佐藤仁町長は、津波にもまれた際に漂流物が体に当たり「せきをしても響くほど左の肋骨(ろっこつ)が痛かった」。医療チームはX線撮影を行い、その際、「『息を止めてください』と日本語で言ってくれて安心した」という。 【毎日新聞】
こんな事でも日本を支援しようとする気持ちが嬉しい!