癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

▼小さい港に・小さい旧船で脱北者4人漂着!

2007年06月02日 16時18分45秒 | ニュース
         脱北者か、青森で木造船の4人保護…「生活苦逃げてきた」                                        「自分たちは北朝鮮から逃げてきた」――。青森の漁港で2日朝、確保された男女4人は警察の調べにこう話したと言う。脱北者が船で日本にたどりつくのは極めて珍しい。どのようなルートで、なぜ今来たのか。北の静かな漁港は、騒然とした雰囲気に包まれたと言う。
 
深浦港への船の入港を目撃した自営業男性(56)によると、4人が乗っていたボートは小型のエンジンを乗せた全長約7メートルの木造で、屋根はなかったと言うが新潟を目指したが青森に流れ着いたものだろう。

上空を飛ぶ海上保安庁のヘリに朝鮮語で誘導されながら、午前7時半ごろ入港し、接岸。今までにないこんな事の無かった約30人の地元住民が驚きの目で見守ったと言う。
 
上陸後、年配の女性とみられる脱北者は疲れ切った表情で、座りこんでいた。4人は岸壁で県警や海上保安庁からしばらく事情を聴かれた後、鰺(あじ)ケ沢警察署へ向かったという。
 
4人は船体同様、黒っぽいトレーニングウエアを着ていた。船内には、衣服や食料を詰めたとみられる袋や、長距離の航海に備えたのか、燃料を入れたとみられるポリタンク二つを積んでいた。
 
通常は、中国やロシアなどに向かう。中国で公安当局の目を逃れて潜伏生活を送った後、日本の大使館や領事館に保護を求めるなどし、空路日本に来るケースがほとんど。このため、脱北者支援に取り組む関係者らは驚きを持って受け止めた。
 
脱北者支援団体「北朝鮮難民救援基金」の加藤博理事長は「地理的なことを考えると、中国よりはロシアから船などで来た脱北者ではないか。

数年前には秋田港にロシアの貨物船で入ってきた脱北者もいた。「北朝鮮からロシアに仕事で出かけた住民が、そのまま逃げてきたことも考えられる」と話した。
 
また、「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」の三浦小太郎代表は「中国で何らかの事情により、領事館などに連絡を入れられなかった脱北者が船を使って日本に来たのではないか」と推測する。
 
今の時期は日本海も波が穏やかで、気候が幸いして海流に乗って日本にたどり着いたのではないかと推測しているようだが、
現状の政情にかかることなく人道的支援に徹した情有る処置を望みたい。

一方で、 国連開発計画(UNDP)の対北朝鮮事業資金が金正日(キム・ジョンイル)政権に不正流用されていたとされる疑惑で、国連の監査機関は1日、監査報告書を発表し、現地職員の給与が北朝鮮政府に直接、外貨で支払われていた実態を確認したと言う。

北朝鮮政府が現地職員を一方的に選び、短い場合は数か月で交代させていた実態や、根拠が不透明な賃上げ、「食糧手当」の支給なども明らかになったと言う。

一般市民の苦しい生活にいたたまれずの、止む終えない緊急避難としか思われなにい。

庶民に渡らず政府にヨコダリさせられる支援を何年続けてきたのだろうか、関係機関の徹底した究明を実施し、解明を図らなければ、今の制裁政策は何の意味も無いだろうと思うのだが。。