クーデターを阻止した国民
【カイロ時事】トルコで15日から16日にかけ、エルドアン大統領に不満を抱く国軍内の勢力が大統領失脚を目指し、クーデターを試みた。しかし、同調したのは軍内の一部にとどまり、計画は失敗に終わりつつある。首都アンカラや最大都市イスタンブールではクーデターを阻もうとした市民との衝突などが相次ぎ、少なくとも90人が死亡した。負傷者も1000人を超えた。
一方、民放CNNトルコによると、反乱分子に拘束されていた軍参謀総長は16日、治安部隊に救出された。トルコ政府は、クーデターに絡み全土で軍人1500人以上を逮捕したと明らかにした。アナトリア通信は、軍本部にいた軍人約200人が武装解除した上で、投降したと伝え、反乱部隊が次々平定される様子が報じられた。
ただ、ロイター通信によると、「自国の平和運動」を名乗る反乱分子は電子メールを通じ、今後も戦いを継続する姿勢を強調。政府は完全鎮圧に向け、全力を挙げる方針だ。
軍隊出動でクーデター排除日本でトルコの様なクーデターと言う事は考えられないが、クーデターを起こすにはクーデター分子を計画する指導者が必ずいないと発生しない事であろう・・・。
内乱を起こすに指導者が一部の者を指導し武器を持たなければ発生しない事だろう、そのためには、クーデターを起こし現在の国の情勢を変えようとする不満分子が、その集団に入り込み、または集団を作り・周辺人員の思想を変えあるいは内々に武器を準備しなければ成立しない筈だ。
日本の旧軍隊でも若い軍人が2.26事件ガ不成功を、最近では秋葉原トラック、トルコでのテロが発生したが成功に終わったという教訓がある。これを防止するには、小学校から思想教育を適正にすることであり、シビリアンコントロールされている自衛隊と言う武装集団への入隊審査、内々に革命思想を持って活動している集団、それを指導する政党の動向あるいは指導者の動向を常に監視し、兆候があれば即排除する必要があり、それに対する訓練を常日頃から訓練して置く必要があると考えられる・・・
もし、我が国で憲法改正が行なわれる事にになった場合の時の反対勢力を承知して置く事が必要がある事が考えられる・・・
裏で公然と革命思想持っている集団があるという事を聞くが、これらの排除、または動向に注意する必要が有ると思う・・・日本でトルコの様な世界に笑われる事が発生する事は無いと思うが一人一人注意する必要があろう・・・・
トルコは「国民の立ち上がり」によりクーデターを阻止した