渋谷駅の近くに宮益坂という坂があります。この坂はその昔、富士見坂とよばれていました。江戸時代には、その場所から富士山が見えたのです。
現在は高層ビルやマンションが立ち並び、富士山が見える場所は激減してしまいました。しかし、渋谷区のなかでも場所によっては、今でも富士山を見ることができます。
京王新線の幡ヶ谷駅から5分としない場所から、富士山を望むことができます。
△2012年2月2日西原図書館スタッフ撮影
歩道橋の上から、線路の先に富士山が見えます。空気の澄んだ冬には特に綺麗に見えます。
また、年に2回、2月と11月に、この場所からダイヤモンド富士を拝むことができます。ダイヤモンド富士とは、富士山頂からの日の入り、または日の出の瞬間に、富士山頂がまるでダイヤモンドのように輝くことから命名されました。
上の写真は、2012年の2月にダイヤモンド富士を撮影しましたが、少しシャッターをきるのが遅かったようです。
今年も2月3日前後にダイヤモンド富士がみられる予定です。ぜひこの機会に幡ヶ谷にてダイヤモンド富士をみてみませんか?
【参考文献】
『新修渋谷区史 上』渋谷区 禁帯S12(中央所蔵他)
『富士山を知る事典』日外アソシエーツ 291.5フ(西原所蔵)
ダイヤモンド富士をみにいこう!
図書館から歩いて10分
富士山の見える場所があります。
日時 2013年2月2日(土)
午後4時30分しゅっぱつ
5時20分ごろ西原図書館にかえってきます。
集合 西原図書館に
午後4時25分までに集まってください。
注意事項
雨天中止です。また、東京の天気が晴れていても、
富士山のまわりの天気により、富士山が見えないこともあります。
あらかじめご了承ください。
当日は、あたたかい服装でお越しください。
お申込み
期間: 1月14日(月)から2月1日(金)
受付: 西原図書館カウンター
お問い合わせは西原図書館までお願いします。
TEL 03-3460-8535