今回の北アルプス外食4泊5日テント泊のザックの重量について参考になれば
外食テント泊と言う言い方がどうか解りませんが、食事は山小屋で、寝るのはテントです。
ザック1重量は最大13kg以内に、ザック2重量は最大11kg以内に収めたい。
男の子は15kgでは短時間は耐えられますが長時間まして数日となると.....
女の子は11kgは限界です、10kg以内なら爽快に歩けます....食料を積めば、後半重量が減ってくるので何とか...
そのために食料、行動食、衣類、水や小物の重量を実測し選択をして何とか収めました。
- 食料について
4泊5日すべての食料の重さは、
朝お茶漬け、昼パスタ、夜α米だけとしても2人分で2.2kgそれにおかずを入れると3kgをはるかに超えました。そこで朝3食、昼用のパスタ3食、α米3食のみ持って行き他は山小屋で外食をする事にすると、パンやおかず(宮崎地鶏炭火焼きレトルトパック)を加えて2kg弱になりました。
実際は1日目と3日目の夕食は外食でしたが、2日目夕食は自炊でした。(4日目は食材購入の自炊でした)
結果、パスタが1食余っただけでした。 - テントについて
エアライズ2です。グランドシートを含め実測すると約2kgでした。
本来私達は前室の代わりにツェルトを持って行きストックをポール代わりに寝せた状態で使いますが、ツェルト、細いロープ、ペグ4本を合わせると0.8kgになったので今回やめました。
- 寝具類について
槍ヶ岳山荘の気象データーでは最低3℃最高9℃と宮崎市内の真冬なみの気温だったので
寒がり屋さんはモンベルULダウンハンガー#2、暑がり屋さんは#5か#3か迷った末#3にしました。
実際は登り始めたとたん天候が回復し、最低9℃最高20℃と上がったので暑かったです。
#3と#5で良かったのでもう少し軽くすることが可能でした。 - 合羽類について
迷ったのは傘でした。しかし傘はいろいろな場面で活躍するので持って行くことに。 - その他について
飴は1人1日4個で30個、チョコレートは2箱
財布は最小限の現金(特に紙幣)とカード1枚
化粧品は日焼け止め2種類と、コンパクト、リップ、口紅、洗顔と必要最小限少しだけにしました。
飲料水の素は1日2人で1L用2袋とし10袋に。 - 機材について
問題はヘッドランプ、携帯電話やGPS、カメラの予備のバッテリーを持って行くかでした、
ヘッドランプは新品で予備無し、その他は充電器を持って行き最悪100V電源をお借りする事にしました。
結果、携帯は極力電源OFF、もしくは電波OFF状態にして1台は3日目もう1台は4日目に充電が切れ充電をしました。GPSは5日間のログとして歩く時だけONにしていたので問題なしでした。 - 衣類について
出かける前まで気温が低かったので少し余計な物も有りましたが、着替えがほとんど無しですのでこんな物でしょう。 - 水について
今までの経験上私達は2時間歩くのに1人0.5L必要です。
1日数回の休憩で温かな飲み物を2人で0.75L使います。
そのため常時2人で2L+温かな飲み物を携帯しているようにしました。
実際に燕山荘、ヒュッテ西岳、ヒュッテ大槍、槍沢ロッジなどで少しずつ補給して行きました。 - ザックについて
ザック1はアークテリクスの40Lとザック2はドイターのACT35+10SLです。
今回のこの荷物ザック1はめいっぱいでしたが、ザック2は35L程度でした。
男性で40Lの13kg、女性で35Lで11kgが重いか軽いかは個人差があるので何ともいえませんが、テント泊の開放感と、外食の手軽さで、楽に歩くことができたと思っています。
小屋は混むし熱気で暑いし....しかしテント泊はザックが重いし....と言う方は、
是非外食テント泊をおすすめします。
もちろん北アルプスなどの山小屋が充実している区域の話ですが、
参考になったでしょうか。
そろそろ今週は山に行かなくては.....