「前線上に台風崩れで何処行っても雨や・・」
「近くの釈迦ガ岳でもいいかな・・・」
先週も雨や所用でお山歩無し
今週は土日フルに使えるものの秋雨前線と台風崩れの温帯低気圧で両日南九州完全雨
霧島連山では新燃岳で前々日火山性微動が18時間継続して起こったとか・・
危うきに近寄らずです
土曜日宮崎平野付近は「午前中雲が若干薄いから釈迦ガ岳に行こう」
法華嶽公園駐登山口駐車場に9時半到着
1台の車が有り1人が出発されたところ・・「こんな天気でも来る人(私達以外)居るっちゃね~」
腰と膝に違和感が有るらしく「荷物減したら~~」「じゃあ減すね~~」
99%復活した私は「水1.5Lを+して18.2kgで完璧や~~」「大丈夫やと?」
普通のビニール傘をさして10時出発
「この傘重い」「大した事ないが~~」
心の中の声{すでに18k越え・・たかが300gでも・・重いんだけど}しかし・・
「じゃあね~~~~まあいいは」
「キーー」と鹿の警戒声が響き渡り、画像からは幻想的な清々しい雰囲気ですが・・
現実はムシムシ汗だくムレムレ
「”うちわ”持って来るべきやった~」
淡々と小雨の中を
尾根に出ると風が有り今度は「汗で寒い・・・」
さすがにファイントラックのアンダーウエアーでもびしょ濡れでは・・効果が薄く
楽チョンコース(トラバース道)と健脚コースの分岐を
左折楽チョンコースに行ったので、そのまま直進健脚コースを
「遅かったね~~楽チンやった~」「・・・・」
降ったり止んだりの中、12時30分山頂到着、先行されていた方がすぐに下山され2人だけに
「毛虫が背中に居るよ・・・」「取ってよ」
指で弾くも「噛みついていて取れん」「それ・・・・山ヒルやない!?」
山ヒルでした
ここから大騒動・・・(残念な事に画像一切無し)
他に居ないかと・・ズボンの裾をめくると・・・左脛が血だらけ・・
「また~~何処でぶつけたと~」「違うヒルや,,」「うそ~~~痛く無いと毒無いと」「ない」
誰も居ない山頂で下着までめくって2人で身体検査!
彼女はゲイターと靴に1匹ずつ、肩と首に巻いたタオルに1匹ずつ計4匹
幸いにまだお食事前!で・・流血無し
私はズボンの中に1匹、ザックに1匹、すでにお食事が済んだ跡が2箇所
6匹を退治(排除)し・・
「もう早く下ろうや~~」「もう居ないからパンだけ食べてから・・」
数分でパンを食べいつものお決まり構図の画像も撮り忘れ下山開始・・
木の上からの進入を防ぐため傘を差し・・なるべく立ち止まらない様に・・小走りで
と言っても木の根や滑る石が多い所・・慎重に
しかしこの時すでに・・・・
ほとんど立ち止まらず6合目まで来て登山道から林道なった所のベンチで
「もう居ないやろう~~」「何とも言えんけど・・・」
見回すと「きゃ~~~~またおる」
靴に1匹、ザックに1匹、「早く取って・・・・・・」
更に・・・おもむろに自分の裾をめくると・・・
「またや~」1匹お食事真っ最中(また画像無し)
ザックの背中側にまた2匹・・・
「いったい何処で付いてくると~~~」「わからん・・・」
更に道幅が広くなり・・もう急ぎ疲れ・・
「膝に違和感有るからゆっくり下る・・もうおらんやろう」
10分ほど下って居ると・・また左脛に・・痛い訳でもなく痒い訳でもなく。。違和感
「ちょっと待って」「またおると・・」
裾をめくると~~~「あ,,,,,またや,,,」
さすがに2度目となると画像を撮る余裕が出て来て
正にお食事中~^^、上(手前)はお食事跡からの出血が止まらないのでズボンの内側も脛も血だらけ
マムシも山ヒルも2人目がよくやられると言うので・・・
「先に行くは~~」「足腰違和感有るから離れてゆっくり下る」
14時到着
道具を車に入れる前に、シートを引いて道具も全て検査
ズボンも脱いで・・下着の中も入念に...もう居ませんでした。
しかし・・・
「首の後・・なんかもぞもぞするっちゃけど・・居ないよね・・・・」「居るいるイル」
小さな赤ちゃんが1匹いました
「画像撮るは~~待って~~」「もう早く取って・・・」撮らずに・・「取った」
「もう・・体中いそうで・・・あ。。。もうダメ」
水で綺麗に洗うと、お食事跡は5箇所、全部まだ出血が止まっていません
「痛く無いと~~」「無いよ」「痒く無いと」「無いよ」
(血液が固まらない成分と鎮痛剤的な成分を注入して吸血しているそうです)
最初のお食事跡はすでに最低2時間近く経ってますがまだ出血が止まっていません
リムーバーで処置を・・
『リムーバーには普通透明のノズルを先端に付ける様になっています・・
しかしノズルの面積がより狭い本体先端だけで使用すると効率が格段に良く成ります
しかしこの場合、吸い出した血液や液体が本体内部に入るので・・・使用後よく水洗いをする必要があります』
5箇所を順番に処置する事、数10分・・ようやく出血が止まったので終了
帰ってもまずお風呂で再度身体検査・・・さすがにもう大丈夫でした
5箇所のお食事跡とリムーバーの吸い跡
GPS計測で距離8.2km、時間4時間、累計標高差602mのお山歩でした
ちなみに登り2時間半、山頂休憩15分、下り1時間15分(2度止まっているので正味1時間)でした
結果的に私が5匹に食事され4匹が未遂、彼女は7匹全て未遂
こういう時には素肌が露出していないタイツは効果的ですね
だからといってタイツもゲーターも嫌いなんですよね~~。
車には山ヒル忌避剤が有ったにもかかわらず忘れてた、油断してました。
10年ほど前、手首で痛くも痒くもなく血が止まらない事が有り山ヒルにやられただろう事が一回有っただけで
今回の様にお食事中は初めてしかも数箇所・・動揺して画像を撮りわすれましたが
もっと大事な事をすっかり忘れていました
それは山ヒルを退治(殺す)しなければ吸血した山ヒルは産卵し又増える事。
皆さんも忘れずに踏んでも死にません、逃げ足速いです・・・切るか焼くだそうです
さて9月も中旬になり・・下旬には秋のアルプスに行きたいのですが・・・
色々と2人の休暇の調整やなんだかんだで今だ未定!
それに今度は女の子が腰が痛い、膝に違和感有る・・・と体調が100%では無く
行くなって事かな~と思ったり、諦めたらジエンドだしと思ったり、
お天気の事も有るし・・・成り行きにお任せか~~と思ったり
揺れてます。