埼玉会館で愛川欣也主宰劇団キンキン塾「昭和の紅い灯」
を観た。1937年日本が軍国主義に向かい、小劇団「築地劇場」
も弾圧され、愛川欣也演ずる演出家や俳優の物語だ。
「昭和の紅い灯」というのは「築地劇場」や俳優たちを表していて、
それが戦争に向かう中で消えそうになる。その当時、舞台で赤旗
を振って特高警察から追われる。演出家も特高に捕まり拷問をさ
れるが、演劇を続けて紅い灯を守っていく。
行きたいという気持ちが表れていました。今の時代も危険な
方向に進んで行くというのを危惧して作ったのかとも思いました。
各幕の前にスクリーンに映像を映し出しましましたが、中々
良い。海外に逃げ出す為にに田舎に向かう汽車の映像は臨場
感がありました。
劇団員は幕の合間にパンフレットを座席まで売りにきたり、
他の劇団とはちょっと変わって親しみが持てました。
リベラルなキンキンこれからドンドン頑張って!
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