団塊世代で年金じいさん木原平次郎の日記

年金生活者の日常生活、趣味、政治を語ります!

埼玉県高齢者大会~田辺鶴瑛・ふまじめ介護

2013年11月29日 | 日記

昨日はさいたま市民会館浦和で「埼玉県高齢者大会」が行われたので、年金者組合員として参加した。参加者は400人と会場一杯だ。記念講演の講談師田辺鶴瑛さんの「ふまじめ介護~涙と笑いの修羅場講談」が面白くもあり、ためになる話だった。

田辺鶴瑛さんは50代後半ぐらいの年だが、実母、義母、義父と3人の介護を経験したが、介護をたのしみながら「笑い」でやってしまおうという事にたどりついたそうです。認知症の90才の義父は最近亡くなったが、介護している人もわからなくなる。しかしその一瞬、一瞬はまともで、すぐ忘れる。その一瞬の会話を笑いで吹き飛ばそうというものだ。毎日、ヘルパーさん、娘のおなじく講談師の田辺銀治さんと協力しながら介護をする。ねたきりなので介護も大変だが、笑いで乗り切る。

1時間の講演のうち、20分ぐらいをビデオで介護のようすを実際のみせる。夜中に起こされてしまうので、田辺鶴瑛さんがはくせいの馬の顔をかぶって、現れる。義父は本当に馬が来たかと驚く。義父のびっくりしたようすが面白い。こんな楽しいエピソードをしてくれます。介護を苦でなく楽しむという発想の転換が必要だと感じました。

「ふまじめ介護」定価1300円を買いましたのでじっくり読んでみます。


TPP交渉このまますすめて大丈夫?シンポジウム

2013年11月27日 | 日記

昨日、「TPP交渉 このまま進めて大丈夫?シンポジウム」に行きました。TPPについては国会で緊迫したやりとりをしているし、なによりも見沼区社保協の会計監査をこのシンポジウムで基調報告をする坂口正明さんにお願いしているので、一度坂口正明さんの話を聞きに行きたかったからです。会場に入ると200人以上の人で一杯です。

坂口さんの基調報告は20分という短い時間制約がありましたが、現状の情勢を的確に報告。何故10月上旬の会議にオバマが欠席せざるを得なかったか。そのオバマ欠席の会議の中で、こともあろうに安倍総理がリード役になり年内合意を言い出した。まだ、知的財産権、国有企業を民営化にする等の問題があるので、簡単には行かないようだ。

これからのたたかいは、農林水産分野の重要5品目などの関税撤廃をさせない「国会決議」を守らせる。TPPはおかしいという事を国民の中に広めていく。これが大事だとよくわかりました。坂口さんは「国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)事務局長で日夜、TPP問題で飛び回っているようです。全国食健連でTPPに関するパンフを発行してますので見てください。

TPPというのは、超巨大資本が一人勝ちするための仕組みのようで、昔であれば戦争を始めて、侵略し植民地化して巨大資本が利潤を得るということがなされてきた。今は、さも合法的に超巨大資本が利潤を独り占めしてしまう。それがTPP。世の中はこんな弱肉・強食であってよいのか。人間すべてが豊かな生活を送れる社会はどうあるべきか。それを考えるのが政治だと思うが・・・・・。

12月7日、8日と都内でTPPの集会がありますので紹介します。


追悼・品川正治さんの記事に想う

2013年11月26日 | 日記

図書館で借りた雑誌に、「追悼・品川正治さん・・・・投稿 小森陽一」の記事が出ていた。品川正治さんは憲法9条の講演活動で赤旗によく登場していたので知っていた。財界人で憲法9条の会の活動をリードしているというとても個性のある方だと思い、何冊か品川正治さん著作の本を読んだ。雑誌に連載された自伝はこの人の生き方がわかり、素晴らしい考えの持ち主なのでとても感動した。旧制三高時代に生徒総代として、ある学生が戦争批判をした事で処分を受けようとしていた。その事で三高が潰されるかもしれない状況があり、品川正治は軍に「嘆願書」を出して、その代わりに自分は総代として責任をとり、陸軍の一兵卒として志願する。必ず最前線に送ってもらいたい・・・。戦争から帰って、東大に入り、ある財閥に書生に行くが、その財閥の息子(官僚)の妻が離婚する事になる。品川さんとその妻は考え方に共鳴して、その後結婚する事になるが、ドラマチックで素敵な人生を歩んだ。2人で夜「労働学校」に行き、学んだり。日本火災海上保険に入り、労働組合運動に関わるようになり、専従としての活動。そして勤務に復帰してから日本火災海上保険の社長へと進んでいく。経済同友会副代表幹事、終身幹事そして憲法9条の会の活動。品川正治さんの人生は、常に人として、労働者として、経営者として、人々が幸せになるにはどうすれば良いかという事を考え、行動したと思います。経営者としても単に儲けることだけを追求するという事ではなく、企業としてどうあるべきかを考えていた。本当に素晴らしい人だと思います。今年8月29日に死去された。

小森陽一さんと品川正治さんとは、この雑誌にあるように、小森陽一さんの父の小森良夫が三高時代に品川正治さんの後輩で、憲法9条の会の構想を伝えたところ、親友の品川正治さんに相談に行きなさいと言われ会ったのが始まりだそうです。小森陽一さんは今、東大教授で憲法9条の会事務局長として活躍されている。父親の小森良夫は日本共産党の元中央委員として活躍していたし、母親の小森香子は詩人で民主的な活動をしている。DNAが受け継げられている・・・・・。と思いながら、小生が好きな「宮本顯治」の本を読みたいと思い、宮本顯治の「WIKIPEDIA」をインターネットでみた。宮本顕治と妻の大森寿恵子(宮本百合子の秘書だった)との間に宮本太郎という息子がいる。宮本太郎って最近どこかで出ていたなと思いながら、考えたら、社会保障制度改革国民会議のメンバーだった。北海道大学の教授で社会保障が専門との事。今、まさに「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という憲法25条を投げ捨てる先鋒となっている。本当にがっくりしました。

宮本顕治のDNAはどう受け継がれていくか・・・・・・。

 

 

 


さいたま市民生委員・児童委員感謝状贈呈式・委嘱状伝達式

2013年11月14日 | 日記

12月1日から民生委員・児童委員をやる事になって、本日はその委嘱式がさいたま市文化センターで行われた。田村憲久厚生労働大臣から委嘱され、清水勇人さいたま市長からさいたま市担当を委嘱されるというものです。1800人ぐらいの人が集まってのセレモニーだ。

民生委員・児童委員は任期は3年で75歳が定年だそうです。定年まで3年ごとに再任されている方も多い。今回の退任者は341名。3年で退任する人もいれば、最高在職期間が31年というから驚きです。ボランテイアを長期にわたって続けていくには、信念と人との結び付きの深さが必要だと思います。退任者が会場を去る時には、手を振りながら去っていく人、残留組も声を出しながら手を振っている。卒業式のように感動的だ。

今年、委嘱された人が1324人。我々新任組は入学式のようだ。知り合いがいないのは少し心配だが、社保協の関係者で同じさいたま市で他地区に、Mさんがいるので心強い。同じ地区ではTさんがいたので挨拶した。名簿には学童保育時代の父母でNが載っていた。人が多いので見つけることができず、挨拶できなかった。帰宅してから、挨拶に行った。久し振りに会ったが元気だった。

12月に入って早速会議を行うが、知っている人がいて良かった。どれぐらい忙しくなるか少し不安だけど、楽しみながらやっていきます。


三遊亭小笑~さいたま市見沼区でデビュー

2013年11月12日 | 日記

今日は待ちに待った、息子たちを学童保育に預けていた時の友人のSさんの義理の息子(娘のあやちゃんの旦那)が落語家やっていて、落語会をやるので妻と二人で聞きにいきました。

会場は自宅から1kmぐらい離れた南中野の中華料理の居酒屋「和」で夜6時30分から貸切でやりました。芸名は三遊亭小笑。インターネットでみたら、二つ目だそうだ。

同じく学童保育時代の友人のOさん、Mさんも駆けつけていました。司会はSさんの奥さんがやっていました。

本日は創作落語3演目です。夫婦をモチーフにして、いやはや、面白い限りでした。内容は詳しく話せませんが、最初は目薬の話、2番目は浮気、3番目は長屋の働かない大工とその女房。それぞれ落ちがきっちり決まり小気味良い。20人ぐらいの観客で一杯だったがみんな笑っていました。話の上手はこれから磨きがかかってくるとおもうので、これからが楽しみだ。来月もやるかもしれないというようなコメントがあったので、ぜひ企画して欲しい。

終わってから、あやちゃんがどこにいるかわからないので紹介してもらったが、すっかり綺麗になってびっくりしました。次回やるときは誘ってください。