団塊世代で年金じいさん木原平次郎の日記

年金生活者の日常生活、趣味、政治を語ります!

政令都市さいたま市の現状と課題学習会

2015年01月26日 | 学習会

1月24日の午前中に「政令指定都市さいたま市の現状と課題」という学習会があり聞きに行った。公益財団法人政治経済研究所理事の岩見良太郎氏と塩沢俊之さんが政策提言し、日本共産党の戸島よしこ議員が「さいたま市政の転換」いっせい地方選挙にあたっての政策を発表するというもの。

岩見隆太郎氏はさいたま市は2都市4副都心構想でさいたま市周辺に大都市をつくり、その成長のために財政を投入するとし、高齢化が進む中、生活環境が変化し、格差と貧困化が進んでいる。

塩沢俊之氏はさいたま市民意識調査から「市民は市政にくらし応援の何を求めているか」とし、市政に対しては①高齢者福祉②道路・輸送③子育て支援④市街地整備⑤防災を要望しているとまとめた。

戸島よしこ議員は①2都心4副都心構想にもとづく大型拠点開発のみなおしと地域まちづくりへ②福祉・医療・教育など公共サービスの拡充を③市民の負担軽減(国保税の引き下げ・介護保険料の引きあげ中止・下水道料金の引き下げ・保育所と幼稚園の保育料の引き下げ④まちの活性化(地域包括支援センターの増設、循環型バスの充実・改善、学校給食の無料化と給付制奨学金の創設、市立特別支援学校の建設・特別支援学級の増設、公民館の増設と社会教育の機能拡張、地元中小企業の振興、農業従事者への支援強化・・・・の政策を提案した。

この中で浮かび上がったのが、小生が住んでいる見沼区は都心から離れ、財政投資もないし交通も不便で格差が進んでいる。さいたま市全体ですんでよかったと思える市政をつくっていくことが大事だと思う。その点では戸島よしこ議員の政策提案はすっきりと理解できる。

会場から見沼区で農業している人から、下水道の受益者負担が高い。農家の収入なんて少なく、年金収入がほとんどなのに土地をもっているだけで、下水道整備に数百万かかる人がでてくるなんとかしてほしいとの発言。

戸島よしこ議員は現在下水道の負担金は810円/㎡、2500円/坪で、1000坪の土地だと250万円と高い。中央区では早くから下水道整備されたが、数十円/㎡と安かった。どんどん整備されていった。困っている人たちで請願を集めて要求していくことが大事と発言。

もっともです。おかしいことは声をあげていかなければ・・・。