団塊世代で年金じいさん木原平次郎の日記

年金生活者の日常生活、趣味、政治を語ります!

10月28日愛川欣也「昭和の紅い灯」

2011年10月28日 | 日記

埼玉会館で愛川欣也主宰劇団キンキン塾「昭和のい灯」

を観た。1937年日本が軍国主義に向かい、小劇団「築地劇場」

も弾圧され、愛川欣也演ずる演出家や俳優の物語だ。

「昭和のい灯」というのは「築地劇場」や俳優たちを表していて、

それが戦争に向かう中で消えそうになる。その当時、舞台で赤旗

を振って特高警察から追われる。演出家も特高に捕まり拷問をさ

れるが、演劇を続けて紅い灯を守っていく。




 演劇が好きで浦高を中退した程の愛川欣也が演劇を守って

行きたいという気持ちが表れていました。今の時代も危険な

方向に進んで行くというのを危惧して作ったのかとも思いました。

 各幕の前にスクリーンに映像を映し出しましましたが、中々

良い。海外に逃げ出す為にに田舎に向かう汽車の映像は臨場

感がありました。

 劇団員は幕の合間にパンフレットを座席まで売りにきたり、

他の劇団とはちょっと変わって親しみが持てました。

リベラルなキンキンこれからドンドン頑張って!